高校3年間何事もなく地味で過ごすはずだったのに！

第9話 ページ11

『浦田、浦田。もう帰っていi(ギュッ

う「ダメに決まってるだろ」

『あっ・・・』

セ「あ、この間の人やないですか」

『どうも。私に用があるんです？用がないならとっとと夜月さんのところに行ってくれば
　どうです？少なくとも、私はあなたに用はないんで。浦田と早く帰らせてください』

セ「用はありますよ〜。結局あなたは誰なんですか？」

『そうですね･･･。しいて言えば、浦田と仲良くさせてもらってる
普通のクラスメイトです///』

う「センラそういうわけだから。こいつは俺のクラスメイト。とりあえず帰るから。
　 バイバイ」

全-A「じゃあねー！」




『ふぅ･･･。やっと帰れる･･･』ゲッソリ

素に戻るのが早いって？王子様いないからね(浦田は例外)

う「まあ、いいんじゃね？どうせ関わらないだろ。･･･あまりだけど」

さて、夕ご飯どうしようかな。1人暮らしだから･･･

「『カレー！！』」

『･･･えっ？』

う「(o^―^o)ﾆｺ」

『え、怖』

う「夜ご飯カレーにするの！？」

『ハモッたのは浦田だろ。なんでわかったんだよ』

う「思考がわかりやすいから」

『多分それはないと思う』

う「俺泊めてー」

『理由は？』

う「カレーを食べたいから」

『しょうもなさすぎるんだけど』

う「ダメ？」

『ダメっといったところで来るんでしょ。いいよ泊まっても』

う「やったあ〜！！」

あ、そういえば、浦田と連絡先交換してないな。

う「連絡先交換しよ？」

『いいよ』

う「やったああああああ！！！！」

『大げさじゃない？』

う「だって、命の恩人の連絡先だもん！！」

『命の恩人･･･まあいいけど。それで』


高校生になって、初めて連絡先を交換しました。

ところで、ふと疑問に思ったんですけど･･････

これ、王子様のファン(特に浦田推しの)人に殺されますよね？

連絡先交換してるし、仲良くしゃべっちゃってるし。

まあいいや。いやがらせが始まったらどう対処してやろうか。楽しみだね(ニヤリ

『浦田』

う「何？」

『あとで浦田の家教えて？』

う「わかった。とりあえず、お腹減ったから早く行こうぜ」

『はいよ』

夜ご飯は2人分作らなきゃいけなくなるようです。
めんどくさいけど諦めます。

第10話→←第8話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す