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帰りは、一松さんと手を繋いで帰りました。

孤児院を出てから、家の外から一回たりとも出たことのなかった私は、びくびく怯えていました。

それが一松さんにも伝わったのか、


一「……離さないし、俺がいるから大丈夫だよ」


目を細めて、私に笑いかけてくれました。

その時の「私の中」は、何処かぽかぽかして。

この「私の中」を表現する言葉が見つからないことが、私をもやもやさせました。


一「……着いた。」


暫く歩いたところで、一松さんは足を止めました。

一軒のログハウス。

家の前には、幾何学的な機械が幾つか転がっていました。


一「……ったく、あいつら片付けろっつったのに……」


チッ、と舌打ちする一松さんにびくっ、と怯えると、一松さんは「ごめんね」と言いました。


一「君に怒ってるわけじゃないから……。

後、舌打ちは俺の癖。

……日常茶飯事らしいから、怯えなくていいよ」


そう告げて、私の頭を優しく撫でてくれました。

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~なごみねこ~ - 私、スチームパンク松めっちゃ好きで、しかも一松推しなので読んでて楽しいです!(*´ω`*) 更新頑張ってください♪ (2017年6月26日 22時) (レス) id: b015a94892 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりまる松(プロフ) - いっちー優しいよぉ……これからの展開が楽しみです!更新頑張ってくださいp(^-^)q (2017年6月25日 0時) (レス) id: 7c2c31c663 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:絵琉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/satisfy15/  
作成日時:2017年6月24日 22時

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