第25話 ページ26
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月永 レオside
テンシが保健室に連れて行ったっていうのをワタルから
聞いて俺が急いで行くとAは糸が切れたように
涙を流した。
Aが泣くのを見るのは久しぶりでとても動揺したが
俺の体はAが泣いた時のことを鮮明に覚えていて
無意識にAを抱き寄せた。
テンシは気を使って外に出てくれたようだ。
「大丈夫、、、大丈夫だぞ。
アイツはたしかに手段を選ばないけど、何もしてない
Aを傷つけたりはしないから、、誰もお前を否定
なんてしないから。」
「A)れおにい、」
「大丈夫、大丈夫、、、俺がいるから、もうお前を一人にしないから、大丈夫だ」
「A)もう、疲れたよ、、、もう、諦めたい」
「、、、でも、Aは諦めないだろ」
俺は知ってるよ、、、。
お前は俺に似て変なとこでいじっぱりで頑固だから
「A)、、、、あきらめ、たかった、、でも、その度にあの日の光景が、、浮き上がってきて、、
『お前の兄貴、、、月永レオ、だっけ。
あいつも天祥院とか言う奴に潰されたらしいじゃん。
お前の兄貴も、お前も、作曲やめた方がいんじゃね…』
私が、許されないのは、責められるのはいいっ…でも、
レオ兄がやってきたことを、、否定されたくなかった」
俺がやってきたこと、、か。
Aにとっては俺が悪く言われる方が嫌なのか、、
「、、お前が俺のことを考えてくれるのは嬉しいよ
けどさ、俺だってお前のこと悪く言われた嫌なんだよ
だから、もう俺のためにやらなくていい。
お前は自分のために生きろ。自分の曲を作れ。」
そのためなら俺はなんでもしてやる！
俺はAのお兄ちゃんだからな！！！
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さっくん(プロフ) - ベベンべエエェェさん» ありがとうございます！忙しくてなかなか手をつけられないことが多いんですがそう言ってもらえると頑張れます！(*´∇｀*) (2022年4月7日 0時) (
レス) id: c2af65d6eb (このIDを非表示/違反報告)
ベベンべエエェェ - 面白い！投稿待ってます！ (2022年4月6日 23時) (レス) @page32 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
ベベンべエエェェ - (*‘ω‘ *) (2022年4月6日 23時) (レス) @page32 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっくん | 作成日時：2021年4月28日 23時
