犬系男子の佐々木くん

5話 ページ6

.。o○(如月side)




?「待った」



如月「え… Aさん…?」



『如月ちゃん… ボロボロじゃなーい ププッ』



如月「ぶっ殺しますよ」



『ごめんって!いったん赫子しまって!?』



如月「ダメです。私、闘わないと…」



『…ダーメ、休んでて』



如月「でも…」



『……上官命令だ』



如月「……………」




目が違う…

いつものやる気のない目じゃない…

すこし、怖い…




『後は任しときな』



「んだ?テメェ…」



『柊 Aという者です』



「…は?柊 Aってあの…?」



「嘘だろ…!?」





ーざわざわ




Aさんって、

そんなに有名なの…?







『私の部下を傷つけてたんだ… 覚悟しろよ?』



「チッ…」



「でも、こいつを殺れば…!!」



『ほ ざ け』





ーパン


ーどしゃ べしゃ




如月「…………」




一瞬にして、

40人近く居た“喰種”全員の

頭、腕、胸、腹、足、がバラバラになって地面に落ちた





如月「強い…」



『ハハ、ありがとう 伊達に特等やってないよ』



如月「……ごめんなさい 一人で勝手に行動したりして…」



『いいよ いいよ、それより…』



如月「??」



『無事で良かった((微笑』



如月「っ!///」



『さ、帰ろうか 歩けるかい?』



如月「あ、はい!」






…甘く見ていたのは私だったに違いない

この日を境に、私はこの人に一生ついて行こうと思った。

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