【NARUTO】ユラユラ【サソリ】

遂に登場！ ページ40

Aはあれから散々やらされ続けている傀儡の二つ使いを試していた。

右手には大切な傀儡、左手にはデッサン用のモデル人形・・・

モデル人形の方は歩かせているつもりなのだが、完全に酔っ払いである。

ハエトリの方は悪くは無いのだが、実戦に使うとなれば役に立たない。

・・・これは先が長そうだ。

せめて左手も右手と同じ位使えるようになればと思い、左手のみでモデル人形を歩かせることにした。

チャクラ糸の繋がったモデル人形はトコトコとぎこちなく歩く・・・ジャンプさせてドアを開け、廊下を歩く。

床の木目を意識しながら更に歩く・・・何度か転んだ。

こうして廊下を一通り歩き、そろそろ戻ろうかと方向を変えた時だった。

ドンッと誰かにぶつかり、モデル人形は本日何度目かの転倒をしてしまった。

貴方「ご、ごめんなさい！」

「いや・・・俺の方こそすまない。まさか戻るとは思ってなくてな・・・」

貴方「！」

初めて聞く何処か落ち着いた男の人の声・・・

それに顔を上げるとそこにはカンクロウが渡してきた資料に乗っていた人物・・・

貴方「うちはイタチさん・・・」

不思議な人→←足を手のように扱う

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