【NARUTO】ユラユラ【サソリ】

いつの間に ページ36

やはりおぼつかないものの、なんとか五本の指で二体を動かせる様になった頃、サソリとデイダラが帰ってきた。

それを直接見た訳ではない。

・・・何となく、ドアの外から響いて来る騒がしさから分かる。

わざとらしくドスドスと足音を立て、この部屋に止まった。

そして・・・ドアは再び蹴り破られた。

サソリ「おい、主人の帰りだぞ。ドアの前まで迎えに来るのが普通だろうが。」

貴方「私はメイドか何かですか。」

と、鋭いツッコミを入れたとき、ひょこっという効果音がなりそうな感じにデイダラも部屋にやってきた。

デイダラ「旦那、またドア壊したのか？」

貴方「デイダラ・・・」

サソリ「！」

デイダラ「こりゃリーダーそろそろが怒るぞ・・・うん。」

貴方「も、もしかしてだけど前のドアはリーダーさんが・・・？」

デイダラ「いや、直したのは旦那の部下だ。うん。」

貴方「そうなんだ・・・なんか、悪いな・・」

デイダラ「女はこーゆーの直せねぇんだろ？ならいいだろ。やらせとけ、うん。」

サソリ「・・・デイダラ・・・」

デイダラ「何だよ旦那。」

サソリ「部屋から出て行け。俺はこの女に話があんだ。」

デイダラ「ん？そうか。じゃあなA。」

貴方「うん・・・」

サソリ「・・・」

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