□030…了解しました ページ38
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A「…ぅ〜!恥ずかしい…!」
鳴を 置いて、一人で家に戻り、ソファーの上で丸まる。
A「よりによってお姉さんに見られるとか…」
うー、恥ずかしいよ………
嘆いていると、後ろから妙な気配を感じると、急に背中が温かくなった。
A「バカ、」
成宮「…ぅ〜、ごめん、俺だってあんないいところで姉貴来るとか思ってなかったし、…」
A「鳴のせいじゃないけどさぁ、…」
なんて、小さく呟くとソファーの後ろからこっちに向かって倒れこんでくる鳴。
…もちろん、押し倒されてるわけで、
A「…きゃ…」
成宮「…A、俺がいない間に一也とかと浮気しないでね、…」
心配そうな眼差しでそう言う。
そんな表情が可愛いわけで、私もそれに従ってしまう。
…でも、私だって嫌なことはあるわけで、
鳴に顔を見られないように言う。
A「…鳴だって、…」
成宮「…ん?」
A「女の子にサインしたらダメだからね、」
成宮「俺、そんなサインしてた?」
A「…前、話してたじゃん、可愛い子がサイン頼んできてサインしたって、…私あの時…!!」
私がそう言うと、
「俺の目を見て。」と言われて、
しょうがなく見ると、唇を奪われる。
A「…んっ…!!」
成宮「…了解しました、…」
鳴は嘲笑うかのように笑って、私の額にキスをした。
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作者名:苺兎 | 作成日時:2017年2月5日 20時