【◇】スターチス～変わらぬ心～ (ページ34)

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◆026…甘えん坊ページ34

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成宮「…なんで？」

A「今、鳴にスキャンダル出たら大変だし…、」

そうやってさ、俺の心配ばっかしてさ、Aは俺と付き合いたいんでしょ？

…顔に書いてあるし。

成宮「…大丈夫。つまりはばれなきゃいいってことでしょ？…もしばれたとしても俺がなんとかするから」

…うっわーなにこの恥ずかしい台詞。

なんて言っていたことを後悔していると、Aが再び抱きついてくる。

A「…私なんかで良ければ。」

成宮「なんかじゃないよ、Aは。」

そう言って、顔をあげるAの顔を包んで、優しくキスをする。

A「…んっ、」

そしたら今日の、

甘えん坊Aさんは、

A「…ん。」

成宮「…っ、…なんで、こんな可愛いかな、」

そのまま俺にギュッと抱きつく。

…Aから抱きつくってなんなの、可愛すぎなんだけど、

…Aに限るよ？

A「…好きー」

成宮「俺なんて愛してるからー」

…でも、この時はまだ知らなかったんだ。

…まさか、Aと離れる時が来るなんて。

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