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◆024…だからだよ ページ32






…ムカつく。


ムカつく。




ムカつく!!!!



何なの!?



…いや、今こうやって俺の腕の中に居るから許すけど。…あ、違う。俺が勝手にいれたのか。



A「…鳴、…」



成宮「……ムカつくんだよ。」




…でもやっぱりムカつくものはムカつくもので。


ギュッと抱き締めたAへの力を更に強くする。




でも、Aはそれに動じないでただ、
俺の怒りを受け止めるように何も言わず、ただジッとしている。



成宮「……俺のこと本気で好きって言ってよ…」



…俺が怒っているときにはずっと何も言わずただ隣に居て、
俺が悲しいときは一緒に悲しんでくれて、
…俺が悩んでるときは一緒に悩んでくれて。



…だからだよ。





…だから好きになったんだよ。


…Aじゃなきゃダメになっちゃったんだよ。



…一也より俺の方が好かれてる自信あったのに。



成宮「…なんで俺じゃなくて一也のこと好きになったんだよ。」



…ただ、Aにそれしか言えなかった。



…Aのホントの気持ちも知らずに。







◆025…単細胞→←□023…怒ってない



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設定タグ:ダイヤのA , 成宮鳴 , 御幸一也   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:苺兎 | 作成日時:2017年2月5日 20時

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