4話 ページ5
鏡の間
入学式恒例の寮決めも中盤に差し掛かり、生徒達がおしゃべりを始め、全体的にザワついてきた頃
？｢……み…き…み……おき………て…ちょ………きみ！｣
例の赤髪の青年がAを揺さぶって起こそうとする
『うるさぁい…今日は日曜日だよママ、もぉーどんくさいなぁ』
赤髪｢誰がママだい!?｣
赤髪｢順番が近づいているから早く起きないと！｣
『あぁ、ありがと』
ようやく我に返ったAが偶然にも隣の席だった赤髪に軽くお礼を言う
だが、寮決めの順番的にAの前にまだ10人近くいる
内心、もう少し寝かせてくれてもいいんじゃないか、と思ったが多分怒られるのでAは口に出さなかった
赤髪｢そもそも入学式で寝ているのがおかしいのだけれど…って聞いているのかい!?｣
なんか凄い怒ってる
周りがだいぶザワついている中でも小声でAに説教をしているので優等生でることが見て取れる
この瞬間Aはこの赤髪を｢優等生君｣と名付けた
赤髪｢次は君だよ早くお行き｣
『ん、あんがと』ﾊﾟｻ
席を立った拍子に(寝るために)深めに被っていたフードが落ちる
赤髪｢って君、え!?女性!?｣
優等生君の声を気にせず闇の鏡に足を進めるA
Aが闇の鏡の前に立つ時にはさっきまでザワついていた生徒達が一気に静かになっていた
え、何？ま、いいや
多分この順番というのは寮決めの事だ
カラス｢次、って特待生の方ですか闇の鏡の前に｣
カラスのような仮面を被った男がそう言った
その声はまんまAのよく知る何処ぞのロリコンである
ん？兄弟とか？
兄弟って声帯まで似るもんなの？
ま、いいや(本日二回目)
闇の鏡｢汝の名を告げよ｣
『A・ステラー』
一応、ここが母校の兄を2人も持っているのだ、それをこの女が活用しない訳が無いだろう
2人の話を聞く限り1番楽そうな寮は…
闇の鏡｢A…｣
闇の鏡｢汝の魂の形はディア『イグニハイド』｣
闇の鏡｢……｣
闇の鏡｢ディ『イグニハイド』｣
闇の鏡｢デ『イグニハイド』｣
全−A(えー？)
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マヨマヨ〜(プロフ) - 本当だwwwありがとうございます！ (8月7日 11時) (
レス) id: 4ebe815f43 (このIDを非表示/違反報告)
ヘケヘケ(プロフ) - あのこれってリドルと夢主が一年生の場合ケイト達は二年生になりますよ。でも、この話好きなので応援してます。 (8月7日 11時) (レス) @page23 id: 031e1e0810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayonnaise0313 | 作成日時：2023年8月3日 17時
