【名探偵コナン】…秘密…8【降谷零】

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「じゃあ、ジェイムズには
私たちから伝えておくわね」


「あぁ、頼むよ」



話も終わりＦＢＩの２人は帰って行った








「A姉ちゃん大丈夫そうだった？」


コナンは心配そうに赤井を見上げる



「いっぱい泣いたようだったが
さっきは落ち着いていたよ

坊やも気にかけてあげてくれるか」


「勿論だよ」



赤井とコナンは微笑み合った




「それにしても…
赤井さんは良かったの？

安室さんとA姉ちゃん
話を聞いていると
上手くいっているみたいだけど…」



「俺は俺で彼女にアプローチは
続けるつもりさ」


フッと笑うと冷めたコーヒーを
再び口に運び



「まぁ、最終的には彼女の幸せが１番だがな…」


そう小さく付け加えた









そして、あっという間に金曜日…


あれから赤井の送り迎えもあり
Aは平和な日常を取り戻していた



が…





「……ということで
２人の結婚式をより良くするために
鈴木財閥の威信をかけて
結婚式場のあるリゾートパークの
設立を計画中じゃ！」




米花プリンスホテルの最上階のレストラン
夜景の見える雰囲気の良い中で
食べていたフレンチの味が
次郎吉の一言で無くなった





Aはあまりの驚き様に
持っていたフォークを落とした

Aの隣に座っている降谷も
目を見開いて固まっている




「どうした、２人とも
あまりの嬉しさに声も出んか！」


次郎吉は嬉しそうに笑い声を上げている





Aは落ち着こうと水を口にして


『おじ様、幾ら何でも気が早すぎます！』


と慌てて言ったのだが…



「何を言うとる、善は急げじゃろ！

それにお前たちの結婚式を
リゾートパークの宣伝のモデルとして
写真を使用するから楽しみにしておれ！」



どんどん話は進んで行く




「次郎吉氏、僕は目立つのはちょっと…」


降谷が遠慮気味に意見を言うも




「何を言うとる！目立って何ぼじゃ！
可愛いAとお主ほどの男が
結婚一組目となれば
宣伝効果は抜群じゃー！」



次郎吉は聞く耳持ってはいなかった

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