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『毎日…ですか?』
「あぁ、そうするように
降谷君とも話をつけたよ
本来なら降谷君が送り迎えをしたいだろうが
彼の容姿は目立つからな…」
『確かに…』
Aもそれに関しては同感だ
金髪で青い瞳、褐色の肌のイケメンなんて
目に付かない方がおかしい
『でも…私は助かりますけど
赤井さんのご迷惑じゃ…』
「そんな顔をするな」
(そんな顔…?)
窓の方を向いて自分の顔を見ると
何処か心配そうな自分がこちらを向いていた
「大切な人を守るのに
迷惑だなんて思うはずがないだろ…」
赤井の手がAの手に触れて
力強く握りしめる
(赤井さんはいつも私を
安心されてくれるな…)
Aも赤井の手を握り返し
『では…、よろしくお願いします!』
と笑顔で返したのだった
「A姉ちゃんが⁈ 」
コナンの焦った声が部屋に響き渡った
Aを家まで送り届けた後
赤井はコナンとFBIの2人
ジョディとキャメルを工藤邸に呼び出していた
もう夜ということもあり
コナンは博士の家にお泊まりとなっている
「あぁ…、俺も信じたくはないがな」
赤井は3人に今日の出来事を話し
今後のことについてもざっくりと説明した
ジョディとキャメルはAのことを
知らないのでコナンが携帯の写真を見せた
すると、キャメルは目を見開いて
「あー!!
彼女!前に喫茶店で話した人に
間違えありません!!」
指を指してソファーから立ち上がる
「えっ、そうなの?」
「ジョディさんと会った日ですよ!
待ち合わせまで時間があったので
近くの喫茶店に入ったんですが
隣の席で小説を読んでて
少し話をしたんですが
その後店員の男に物凄い睨まれて…」
キャメルは降谷の顔を思い出すと
顔が真っ青になりガクガクと震えだした
「キャメル、ちょっと大丈夫?」
ジョディが覗き込んで
背中をさすっている
「キャメル捜査官
もしかして、その喫茶店…
毛利探偵事務所の下だったんじゃない?」
コナンが恐る恐る聞くと
「あぁ、そうそう!
ポアロって喫茶店だったよ」
それを聞いてコナンと赤井は納得した
(あぁ…、安室さんだ…)
(降谷君か…)
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あい(プロフ) - あいうえおさん» コメありがとうございます!ご指摘頂きましたが、おっしゃる通り時間も経っておりますので、このままで行きます。すみません! (2019年4月27日 10時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - あの、降谷さんはいつもは「俺」と言っていますよ。安室さんのときは「僕」ですが、、直してほしいわけじゃないんですけど、大変だと思うので、、 (2019年4月27日 7時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - RURUさん» お久しぶりです!いつもご覧頂きありがとうございます^ ^ 漸く更新できました!ジンさんがだんだんと怖い人になってますね…!さぁどんなことが起こるのか…、明日のお話をお楽しみ… (2018年10月8日 23時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
RURU(プロフ) - お久しぶりです!更新楽しみに待ってました!この後2人がどうなるかとてもハラハラしてます!ジンはただでさえ今は情緒不安定なのにあんなの見ちゃったらこの間よりもっと恐ろしい事になってしまうんじゃ…明日の更新待ってます! (2018年10月8日 21時) (レス) id: b7492cc28b (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - RURUさん» ジンはキスマークを見て何を思っているのでしょう…?ちょっと不安ですね…。どうなるのか、明日わかります!いつも応援ありがとうございます!頑張ります! (2018年9月24日 17時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:i | 作成日時:2018年9月17日 15時