先生と生徒の会話1-1【スネイプ夢】 ページ5
朝食後、薬学室で今日の授業準備をしているとグリフィンドールの女子生徒達が賑やかに入ってきた。
「おはようございます。」
「先生おはようございます！」
まだ授業開始まで時間があるので珍しいなと思ったら、キャーキャーと恋バナに花を咲かせている。
世界中どこに行っても女の子は恋バナが好きね。可愛い！と微笑ましく思っていたら、背中をポンと叩かれた。
「先生、こっちこっち！座って座って！」
手を引かれて椅子に座らされる。
机の上にはチョコレートやキャンディが沢山！
スネイプ教授が入ってきたらきっと大目玉だ。
「先生、恋人いるんですか？！」
予想通りの質問が来た。
スネイプ教授の顔を思い浮かべて苦笑いしながら首を振る。
「えー！！先生、22歳ですよね？！
さみしいさみしい！！」
「好きな人はいるでしょ？！」
みんな興味深々で質問してくる。
教員の勉強が忙しくて恋してる暇ないなぁ…と誤魔化したら、恋バナあるあるが始まった。
「この学校で彼氏にするなら誰がいいですか？」
「まず、ダンブルドア校長先生！」
「さり先生と年齢違いすぎない(笑)？」
ドッと笑いが起きる。
「博識だし、髭が素敵だね。偉大な魔法使いすぎて恐れおおいよ。」
思いついたことを口にする。
「じゃ、次はフリットウィック先生！」
「とても紳士的だし、生徒思いだし、決闘が強いのが素敵！」
私が答える。
「背が小さいから無理ぃ！！」
みんな楽しそうだ。
「首無しニックは？！」
「ちょ、ゴースト(笑)」
「私、怖い話大好きだから、首無しニックさん好き。」
先生、それ好きなのニックじゃなくて怖い話だから！！と突っ込まれた。
「フィルチは？」
無理！キモッ！！
みんな顔をしかめる。
「フィルチさん、真面目だし、よく見ると鋭い目がカッコいいよ。服装もお洒落だし」
先生、マジで目ヤバイよと心配された。
「ハグリットは？」
「優しくて思いやりがあって大好きだよ。動物に優しいところもポイント高いよね。」
まぁ、優しいけど…恋愛対象にはならないよね…
とみんな。言いたい放題！
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作者名：ツクモハヤト | 作成日時：2019年9月12日 8時
