みんなで！マギアデイズ！フリー小説！３！

教えてやる。　(編集　ユメ) ページ14

「じゃあ作戦としては、先に聖水をかけたりするとレオちゃんが弱るから、まず僕らがヴァラクと戦いながら、隙を見てヴァラクと近くの壁とかにシールを貼っておく。

その後ある程度ヴァラクが弱ったら僕がレオちゃんと一緒に後方へ下がるから、そのうちに3人には…」

メフィストは、3人に危険な事をして欲しくないからなのか、少し言葉がつまる。

「…やっぱり3人には…」

「やります！！」

ネロがずん、と前に出た。

ネロの熱意に押されたのか、メフィストがうなずき、言葉をまた紡ぎ始めた。

「3人には聖水や十字架をヴァラクにかけて欲しい。

その後、できそうだったらマリアちゃんが持ってる縄でヴァラクを捕獲する。」

「分かったわ。」

「把握！」

「絶対やってみせます！」

「善は急げ。今から行ける？」

「大丈夫、もう準備は万端だ。」

レンの仇でもあるし、早く殺 さねぇと気がすまねぇ。

「無理だけはしないように。じゃあ行くぞ。どうせメフィストは居場所くらいもう調べ終わってると思うしな。」

「…ご名答。」

メフィストはにやりと笑った。

俺らに喧嘩売るとどうなるか、教えてやる。

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