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目を閉じなきゃ、とか。
息するな、とか。
キスするときってどうしたらいいのか分からなくて
されるがままだったけど
胸が恐ろしいくらいドクドクいっているのはすぐに分かった。
一瞬で弾け飛ぶようにすぐに二つの唇は離れた。
超至近距離で目が合う。
すぐに想いが口からあふれ出そうになった。
好き…大好き…
“幼なじみ”よりもっと近い距離にいたい…
特別な存在になりたい…
けど颯はすぐに目を伏せて、
二度とわたしに触れようとはしなかった。
「…これ、ほら」
「………颯」
「分かんないんだろ」
「……うん…」
部屋の中はクーラーできんきんに冷えてるのに
わたしの身体はおかしいほど熱く火照っていて
…颯は、何もなかったみたいに…そのまま問題に熱中し始めた。
みーんみんみんみん、と
蝉がうるさく鳴いている。
どうして…?
お願い、なかったことになんてしないで。
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楓 - you and meではなくyou and mineではないですか? (2019年10月5日 1時) (レス) id: 3ec758e795 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆか - 終わり方、意味不明なんだけど (2018年3月23日 9時) (レス) id: 5fbfe2e1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 沙羅双樹さん» なんと!!(*´∀`)♪最近水上颯くんにハマったばかりなのでもっと夢小説が増えることを願うばかりです(*´Δ`*)ドンドン更新しちゃって下さい笑笑 (2017年11月26日 23時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅双樹(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます^^嬉しいので更新しちゃいます^^ (2017年11月26日 20時) (レス) id: ec36dadb72 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - この感情が複雑な感じ好きです…( *´艸`) (2017年11月26日 3時) (レス) id: 79b287e614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅双樹 | 作成日時:2017年10月16日 19時