彼女の行方 ページ39
いつも朝ごはんのパンを食べている場所
見下ろす噴水を見乍らパンを食べるのが好きなA
YN「いない・・・」
そこには彼女の姿はなく
僕は早足で食堂に向かう
部長「おうっ！ユノ〜！モテ男が来たぞぉ〜(笑)」
YN「あ、部長。おはようございます」
そこにはコーヒーを飲みながら部下たちに囲まれている部長がいた
部長「皆、ユノが結婚するって聞いてびっくりしてたぞぉ！
特に女子社員なんか〜、今にも泣きそうな顔してなぁ〜。あははっ！(笑)」
男社員１「マジで田中さんと付き合ってたんですか！？」
男社員２「先輩の彼女って、モデルって噂だったのって嘘だったんすね(笑)」
男社員３「結構ユノさんって、庶民派なんっすね〜(笑)」
「「「あははははっ！(笑)」」」
食堂を見渡すけれど、どこにもAの姿はない
どこ行ったんだろ・・・
YN「部長。田中さん見ませんでしたか？」
部長「あぁ？そういやぁ〜・・・みてないなぁ〜・・」
いつもは誰よりも早く出社して、各デスクを拭いているAなのに
もうじき仕事が始まる時間なのに、Aの姿はどこにもなかった
部長「そう言えば、今日は女子社員が少ないなぁ〜？」
男社員１「そうですね。この時間は、まだペチャクチャ喋ってる女子社員が食堂にいるのになぁ〜」
男社員２「そうっすね！」
食堂にもいないとなると、給湯室・・
僕は思い浮かぶ場所へと足を走らせた
すると、給湯室から数人の女子社員が出てきて
何かを話しながら歩いて行く姿を目にした
僕はゆっくりと給湯室へと足を進めると
中から女子社員の声が聞こえてきた
『・・・っとなのっ！？』
『・・・さんのがお似合いなのにっ！』
『・・・っなのよっ！』
良く聞き取れないけれど、その声の様子は
怒っているように聞こえた
そして僕は給湯室を覗き込むと
その壁際に、Aらしき頭が見えた
ゆっくりと進み、Aかどうかを確認してみると
数人の女子社員の向こうにいるのは、やっぱりAだった
YN「っ・・」
”A”
そう彼女の名前を呼ぼうとした、その瞬間
『大人しそうな顔して。どうやったらユノさんみたいな人を落とせるの？』
『やっぱりアレでしょぉ？女の武器を使ったわけぇ〜？あははっ(笑)』
女子社員から聞こえてきた言葉は、どれも信じられない言葉ばかりで
彼女達の言ったその言葉達にショックを隠し切れなかった
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裕(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (2018年7月4日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、１話だけですがアップしました(^-^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫！いざとなったら女性は強いから！ちんたらでものったらでも構いません！お待ちしておりますぅ〜 (2018年6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年11月16日 2時
