桐谷さん ページ46
『じゃぁ、お昼が終わったらまた始めます』
プロジェクトチームと打ち合わせをし
仕事の進め方を決めていた
時間はあっという間に過ぎて、お昼休みになった
プロジェクトのメンバーもそれぞれ休憩に入り
僕はいつもの社食に向かった
社友「おうっ！リーダー♪」
YN「あぁ(笑)やめてくれよ、そのリーダーっていうの」
社友「あははっ！どう？初のリーダー」
YN「ん、まぁ･･これからだな」
社友「頑張れよっ♪」
トレーを手に持ちながら、ランチを乗せていく
会社の友達と話しをしながらテーブルに付くと
一人、二人・・と、そのテーブルは社内の友達で埋まっていく
「「あははっ！」」
食事を始め乍ら、話しをして笑っていると
『あの、隣・・いいですか？』
後ろでそう声が聞こえて、振り返ると
そこには総務の桐谷さんが立っていた
YN「あぁ･･総務の？どうぞ」
桐谷「ありがとうございます」
空いていた隣の席に腰を下ろした桐谷さんは
手に持っていたトレーをテーブルに置くと
僕に顔を向けて微笑んだ
桐谷「プロジェクトリーダー、おめでとうございます」
YN「あぁ･･ありがとう」
桐谷「ふふっ。今回、周りからの推薦だったみたいですね。
取引先からもユノさんの名前があがったとか」
YN「うん…良く知ってるね？」
桐谷「私、ファンですから。ユノさんの」
YN「えっ？」
「「ヒューヒュー！！」」
桐谷「うふふっ♪」
社内で評判の、総務部の桐谷さん
僕より年下で、その容姿と頭の良さから
秘書課への移動の話があったらしいが
本人は『総務の仕事が好きだから』という理由で
それを断ったらしい
その話は、社内では有名な話だった
社内恋愛禁止が暗黙の了解の中でも
桐谷さんに告白する男子社員は後を絶たないらしい
まぁ…僕はあまり興味はないけれど
男社員「桐谷さんはユノみたいなのがタイプだったんですか？」
桐谷「素敵だと思います」
男社員「ユノかよぉ〜・・・」
男社員「俺、勝てるきしねぇ〜・・・」
A、来てないな…
社食を見渡していると、向かいの同僚に呼ばれた
男社員「だってっ！ユノっ！」
YN「ん？なに？」
男社員「だからっ！桐谷さんがお前の事タイプだって！」
YN「あぁ…ありがとうございます」
桐谷「ふふっ//」
男社員「それだけかよーっ!」
再び辺りを見回していると、カウンターに並んでいる
Aの姿を見つけた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 543人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - あみさん» 今コメントに気付きました！ごめんなさい<(_ _)>遅すぎるお返事お許し下さい！まだ読んで下さっていてくれるでしょうか？これからも宜しくお願い致します<(_ _)> (2018年1月19日 16時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 裕さんの書かれている小説、どれもこれも大好きです！いつもうるうるしながら読ませてもらってます。ありがとう！これからもお願いしますね！ (2016年8月6日 10時) (レス) id: 8871346393 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - アンジュさん» 読んで頂いてありがとうございます(*´-`)続きも是非♪ (2015年4月29日 21時) (レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - もとじゅんさん» コメントありがとうございます(*´∀｀)一度でいいからイケメンと付き合ってみたいもんです(爆) (2015年4月29日 21時) (レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
アンジュ(プロフ) - 今日、初めて、こちらを、読ませてもらいました。私が、泣きそうです。（ ; ; ） (2015年3月19日 15時) (レス) id: 6b3037758e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：裕
| 作成日時：2014年9月13日 0時
