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歩いてこれなかったから ページ31

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( Kazuma Kawamura side )









あかん、どうしよう。

大晦日に行われるカウントダウンライブ、それのためのランペだけでの練習。
陸さんに会うのが少し躊躇ってしまう。









北人「 あれー、壱馬入んないの? 」


壱馬「 いや、入るけど、 」


北人「 変な壱馬〜 」









公私混同させたらあかんってのは分かってる。
だけど昨日の今日じゃまだ頭の整理が出来てない。

北人が部屋の扉を開けてそれに続いて俺も入る。中にはもう既にメンバーが居て、居ないのは翔平と昂秀くらい。









北人「 おはよーございまーす 」


陸「 北ちゃんおはよー!」


壱馬「 おはようございます 」


陸「 壱馬もおはよう! 」









いつも通りの優しい笑顔と明るい声。

昨日のことはあんまり気にしてないんかな。
まあ確かに陸さんは公私混同しないタイプっぽいし。

ニコニコ笑顔の陸さんがねぇ、と俺に話しかけてきた。









陸「 昨日のことびっくりしたけど、仕事には影響させないようにお互いしようね。
それに、俺Aのこと諦めないから。たとえ壱馬でもね。 」


壱馬「 …俺もAさんのことだけは譲れないんで 」









そっか、と笑って陣さんの所へ向かった。

今度近寄ってきたのは翔吾。
いつものニコニコ笑顔じゃなくて、少し思い悩んだようなそんな感じ。









翔吾「 なぁ、壱馬 」


壱馬「 ん? 」


翔吾「 陸さんと壱馬どっち応援したらええの…? 」









理由を聞けば、翔吾は俺と陸さんの想い人が一緒やって気づいたらしい。それに加えて昨日の夜、陸さんから相談されたと。









壱馬「 翔吾の応援したい方でええんちゃう? 」


翔吾「 そっか… 」


壱馬「 俺は彼女のこと諦めるつもりあらへんし 」









Aさんが横にいる未来図を描く、あのポラロイドカメラから出てきた1枚の俺が泣いている写真の未来を変えられるように。









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そう僕らは今→←ここまで僕一人では



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ひな - chessさん» 私、ちょっといじめられてて、不登校とかなりかけてたんですけど、この曲が私の将来の夢を与えてくれて、今は、幸せに生きてるんで、思い入れが強い曲なんですよね(笑) (2020年3月2日 0時) (レス) id: 1700360fa8 (このIDを非表示/違反報告)
chess(プロフ) - Chihiroさん» はいそうです!大正解です〜〜! (2020年2月26日 0時) (レス) id: 07a190f439 (このIDを非表示/違反報告)
Chihiro - seasonsの歌詞!?!? (2020年2月25日 23時) (レス) id: 7d007d0888 (このIDを非表示/違反報告)
chess(プロフ) - ひなさん» そうです〜〜〜!私もこの曲好きです! (2020年2月16日 0時) (レス) id: 07a190f439 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - お話の題名(小見出し?)、Seasonsですよね!私、この曲大好きなんです! (2020年2月15日 17時) (レス) id: 1700360fa8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chess | 作成日時:2020年1月14日 17時

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