ドSな彼は・・・でした！4【名前変換オリジナル】 [大学編]

＊交渉 ページ7

カフェでの話を聞いてから1週間後、絵梨さんから会おうと誘いがあった。


真実を確かめるため恐怖心もあったが誘いを受けることにした。
この一件に終止符をうつために。



休日の近所のカフェで待ち合わせをし、準備は整った。


お互いなにも話さないままコーヒーだけが減っていく


先に口を開いたのは絵梨さんだった。


絵梨「あのね、今日はお願いがあってきてもらったの。」


前会った時の絵梨さんとは別人と話しているような感覚で思わず身構えてしまう。


絵梨「わたしと悠斗の邪魔しないでほしいの。つまり、別れてほしいってこと。」


にこっと笑うと詰めよるように身を乗り出してくる


絵梨「わたしに似た人は二人もいらない。・・・悠斗は惑わされてる・・・」


貴「あの、なんでそんなに執着するんです？」


絵梨「昔、両想いだったのに付き合う前に離ればなれになって、やっと見つけたと思ったらAちゃんと付き合ってて・・・わたしは悠斗が初恋でずっと探してた。あの人しか好きになれないの！」


絵梨さんは興奮気味でもうわたしが知ってる絵梨さんはいなくなっている


貴「あのっ、落ち着いて！」


絵梨「落ち着けるわけないでしょ！やっと見つけたと思ったら横取りされて！」


絵梨さんがつかみかかってくる


意外と力が強く振りほどくことができない




悠斗「見苦しい。」


絵梨さんの手をふりほどき私と絵梨さんの間に入ってきたのは悠斗だった。

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