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お姫様にうっとり。 ページ11

「姫。」


「ちょ、上杉君…私掃除ロボットじゃないよ!?」

と彼女が言った。



相変わらず面白い。

まだあのことを覚えていると思うと。

確か「妖怪パソコンは知っている」の中でのことだっけ。

あの「姫」はもう最近は使ってないけれど。



「分かってる。立花の笑顔が可愛らしくてそう思っただけだ。」

そういうと彼女は絶句したので俺の性格に言葉があってなかったかも、と今更のように感じた。

その反応が好きだなと思ってしまうのはいけないのだろうか。

何もなかったことにするか。



「冗談だ。」

すると彼女はクスッと笑って、

「今さっきの素直な上杉君見れてうれしかったな。」

は?冗談だろ…。

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作者名:彩織・小町 x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年4月24日 13時

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