愛しい ページ29
文化祭が終わった頃くらいから一気に寒気が増して
マフラーと手袋がかかせなくなった
ついこないだまで夏の暑さにやられていたのに、
もう冬か。
1年が本当にあっという間に過ぎていく
2度目の終業式。
明日からは冬休みだ
今日は12/23。
クリスマスまであと2日しかない
いつの日かの帰り道に、2人で初めて過ごすクリスマスはどっか出かけようと汐恩が珍しく提案してくれた
3人に言って今日はすぐに家に帰り
駅から近い大きなデパートまで行った
色々と見て回ってみるが、
なかなかこれだ！という物に出会わない。
探して探して探しまくり、
ようやく汐恩に似合いそうな
フード付きの大きめなパーカーを見つけた
白基調で胸元に数字柄のロゴが入っている
プレゼントを包装してもらって
最寄駅に着いたところで
汐恩から電話がかかってきた
「もしもし」
汐恩�狢臂翩廖���
「大丈夫ってなに？」
汐恩�犧Ｆ�早く帰ったやん。しんどかったんかな思って。��
どこまで優しいんだこの子は。
嬉しくて頬が緩む
「大丈夫やで」
汐恩�爐曚鵑泙法�よかった��
とことこ歩きながら話を聞く
汐恩�爐◆�外なん？歩いてる音する��
「今日ちょっと買い物があって。
先帰っちゃってごめんな」
すると、スマホから
なんやねん〜 と言う声が聞こえた
汐恩�犧�どこ？��
「この道を曲がったらー、家やで」
と言いながら道を曲がると、
家の前に
自転車の横でしゃがんでいる汐恩が見えた
「汐恩！きてくれてたん？」
ちょこちょこっと走って駆け寄る
汐恩『A』
当たり前みたいにぎゅーっと抱きしめられる
「ちょうど帰ってきてよかった〜。
おらんかったら申し訳ない所やった。」
汐恩『何しに行ってたん？』
「ん？あ、友達の誕生日プレゼント買ってたんよ」
汐恩のプレゼントだとバレないように嘘をついた
汐恩『なんや。そんなん俺もついていったのに』
少し寂しそうにいう汐恩の手を私から握った
「ありがとうね。心配してきてくれたんやろ？」
と言うと、汐恩がなにやら袋を渡してきた
袋の中には
ヨーグルト、ポカリ、フルーツ、市販の風邪薬まで入っていた
「これ、私に？」
汐恩『先帰るとか、今まで無かったから心配した』
私の為に心配して買って渡しに来てくれた汐恩が愛しすぎて胸がぎゅーんって締め付けられる
私は汐恩にありがとうと言うと
そっと私の方からキスをした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 463人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さおりん(プロフ) - えいりあんさん» コメントありがとうございます(^^)そんなお言葉をいただけて本当に光栄です。結末までまだまだ色んなことが起きますよ…！！！是非この物語の結末まで見ていただければ幸いです！！よろしくお願いします(*^^*) (2020年3月29日 3時) (
レス) id: 0e6196df1d (このIDを非表示/違反報告)
えいりあん - とてもいいお話ありがとうございます。結末が楽しみすぎます。 (2020年3月28日 13時) (レス) id: f6e140a5fe (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - じゅいさん» 初コメントありがとうございます(^^)嬉しいお言葉をいただき光栄です！更新もっと頑張ります☆ ここからが2人の正念場になってくるので是非続きも見ていただければ嬉しいです！ (2020年3月28日 9時) (レス) id: 0e6196df1d (このIDを非表示/違反報告)
じゅい(プロフ) - 今回のお話で、段々別れが近づいて来たって感じですねっ！いつもいいお話ありがとうございます！！ (2020年3月28日 3時) (レス) id: f3e3cf0a72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：s.a.o | 作成日時：2020年3月1日 2時
