検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,467 hit

ページ5

...あら、可愛らしい子。

短めに切り揃えた茶髪に、蒼い瞳が特徴的な、端正な顔立ち。

「暇だったから来た!お喋りしよ!」

見た目通り明朗で、ハツラツとした性格。

...うん、この子 可愛いわ!

私が一人で勝手に満足していると、ソニアと話し込んでいた彼女が振り向いた。

「あ、お二人はソニアちゃんの友達ですか?よろしくお願いします!」

しかもフレンドリー!
親愛ゲージの針が右向きに吹っ飛びそうでコニー大変です。

「この子が、この前話したシエラちゃん! トラン語の勉強によく来る子よ。"お店" っていう飲食店で働いているの。
シエラちゃん、こっちがコニーで、こっちがサラだよ」

「よろしくお願いします!」

トラン語の勉強頑張ってるの!? 偉いことだわ...!
ソニアから紹介してくれたので、とりあえず自己紹介。

「私はコニー。 図書館(ここ)の司書長よ。
よろしくね、シエラちゃん!」

「サラです。文官……政務官を務めています。以後、お見知り置きを」

サラの堅苦しい挨拶に、思わず笑いがこぼれた。

「サラはちょこっと堅すぎだよー」

ナイスツッコミね、ソニア。

ふと、シエラちゃんが私の後生大事に抱え込む『世界のカボチャ全集』に興味を示した。

「コニーちゃん、それ何の本?」

「え? ああ、これは『世界のカボチャ全集』っていって、一般に出回るセイヨウカボチャから、知る人のみぞ知るペポカボチャ類まで幅広く世界中のカボチャを解説していて、さらにはレシピまで掲載されている......」

「シエラちゃん、コニーはカボチャの話 始めると長いから気にしなくていいわよ」

...ちょっとサラさーん、シエラちゃんに何 吹き込んでるんですかー。
サラの言葉に引っ掛かりを覚えていると、シエラちゃんが蒼い双眸をキラキラさせて言った。

「コニーちゃんは料理するの?」

...え?

*→←1st. ー出会いー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:マギ , シンドリアガールズ , コメディ   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みぞれ&夢見草 x他2人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年3月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。