小さな絆が知っている。

開始準備、ＯＫ! ページ19

「ここだよ」

その場所を見て、私は思わずうっとりしてしまった。

そこには、綺麗な花や木がいっぱい！の庭園があって。
それに囲まれている白い建物が、カフェのようだった。
建物、本当に真っ白なんだよ、真っ白！

さらにすごいのは、窓。
透明な窓には、ちょっとした模様がはいってる。
たとえば、泡沫とかね。
そこから差し込む光が、ほんとーに素敵っ！

皆、センスありすぎじゃない？


「おっ、待ってたぞ」

お店の中に入ると、もう忍と小塚君以外は全員いた。
あ、じゃあこれで全員、そろったんだ。

「姫、ここ来る？」

黒木君だった。

「あ！俺、立花の隣がいいっ！」

忍だった。
？なんで？

普段、そんなこと気にしないのに。

「おれさぁ、国語苦手なんだよ。だから、教えてもらいやすいところがいい！」

あぁ、そーゆーこと。

「じゃ、協力するよ。ぜひ、力にならせて？」

私は答える。
がんばって、役に立てたらいいなぁ。


「よーし、では今から、勉強会を始める」

はーい！

勉強会、開始！→←勉強会をしよう！

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