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*

「ねぇ、浦田さん。」

「....何?」



駅のホームで電車を待っているところ。カイロをさすりながら、浦田さんに話題を振ってみる。



「...好きな女の子のタイプ教えて?」


「やだ。」


「即答!?」


ちぇー、けちーなんてグチグチ言ってみても、効果は無し。

タイプなんかしるかよ、だってさ。


知りたかったんだけどなー、浦田さんのタイプ。
オトすのに使えるのに...。


またしばらくの沈黙。


電車、遅れてるみたいだ。





微妙な空気の中、先に声を発したのは意外も意外、浦田さんだった。



「...あぁ、そういえば一個あったわ、タイプ。」


「えぇ!?なんですか!?教えてください!!」



すぐにくいつくと、浦田さんは一瞬口角を上げたように見えた。

あれ、なんだか嫌な予感が...。



「俺のタイプはなー、話しかけもできないような、奥手女子だよ。」


「私と正反対じゃん!!」



思わず声をあげると、浦田さんはしてやったり顔。



「どうすんのー、俺のことオトすんでしょ?話しかけなかったら、お前のこと好きになるかもよー?」


「嘘つけ!!」



ニヤニヤしながらいわれても、説得力0。ウザいぞ、このチビ。



「まぁ、そのとおり嘘だよ。
本当は...。」


「ほ、本当は...?」



ゴクリ、とつばをのみこみ耳をすませる。







「自意識過剰、元気で無駄に声がでかい女、かな。」




「え、そ、それって....」


「嘘だよ。」


「」



ガクリ、とうなだれた。なんかこの生徒会長に手のひらで転がされてる気がする...。





「ていうか、おまえ自分のこと自意識過剰ってわかってるんだなー。いやあ意外だなー。」


「黙れチビ。」


「ああん?」


「ヒィ...。」

3、勉強を教えてもらってみる→←〃



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作品ジャンル:恋愛
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嗄乃 - ホシグモさん» コメントありがとうございます!ぐへ……ぐへへ……(変態)ついにデレ浦田さんを書くときがっっ!! (2018年7月31日 9時) (レス) id: 500f12b7ce (このIDを非表示/違反報告)
ホシグモ - お?お?お?うらたさん…!あなたまさか…!いや〜実に続きが楽しみですね〜(ニヤニヤ) (2018年7月31日 0時) (レス) id: c0bf021662 (このIDを非表示/違反報告)
嗄乃 - エデンの園さん» うわぁああ、そのように言って頂けて嬉しいです!!更新ペース遅くて申し訳ないです…。夢主ちゃんと浦田さんを早くくっつけちゃうためにも、バンバン更新したいです!!いや、します!! (2018年7月30日 20時) (レス) id: 500f12b7ce (このIDを非表示/違反報告)
エデンの園(プロフ) - めっっっちゃ面白いんですけど!!大好きです!!頑張ってくださいね!! (2018年7月30日 6時) (レス) id: 897b34fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
嗄乃 - ホシグモさん» いつもコメントありがとうございます!!うーん、恋をしたことがない超鈍感夢主ですからね...。気づくのはまだまだ先になりそうです(笑) (2018年7月10日 22時) (レス) id: 500f12b7ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嗄乃_さの | 作成日時:2018年6月9日 21時

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