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「レフトレフト！」
『…』
次の日，
昨日の練習と同じことを今日も行っていた
チームは，昨日とは違うチーム。だけど，侑と星海とはまた一緒だった
チームは変わらないということは今日も侑と星海と一緒に練習するわけで，朝会った瞬間から星海からの視線を今日もう一日受けなきゃならなくなった
ガチで怖いんだよ
あのかっぴらいた目がこっちをじーっと見て，たまに一人で悔しがってる
ちょっと変わった子だよね。あと目力すごい
『…』
「…」
そして，もうひとつ
俺には困っていることがあった
それは，佐久早たちのチームの一人。
確か，影山飛雄…だったっけ
その子が物凄くさっきからじーっとこちらを見つめてんの
俺の勘違いだったらあれだけど，若干目が輝いてる気がする
練習中なのに合間合間にちらっとこっちみてくるのは何故だろう
「サンキュっ」
俺のチームの奴が打ったボールを元也が拾う
やや微妙に乱れたボールは影山がなんとか上げ，それはレフトの佐久早のところへととんでいく
佐久早は三枚ブロックとネットの棒スレスレのところを狙って打つ
それを侑がレシーブし，またボールは空中へと弾きとばされる
『(ネット超える…いや，星海がいるから)』
ボールは勢い余って，俺らのコートから相手コートに向かってとんでいく
ネット際にいた影山がそれを叩こうとジャンプする
そして，同じタイミングで，星海もとんだ
「！」
驚き
そんな顔だった
昨日，影山とは試合やってないもんね
そりゃ初見であんなの見ればびっくりするよ
『(星海…ちっちゃいもんね…)』
「(今誰だ！ちっちゃいって言ったの)」ｲﾗｯ
『(…)』
星海が弾いたボールは元也がカバーに入り，セッターの真上へとばす
そして，それをもう一度影山がトスを上げた
それはそれは，とてもﾞ高く ﾞ
トンットトンッ
『…？』
それは誰にも触れることなく，床に落ちた
「まぁまぁ，最初だし？」
「癖でつい…すんません」
『……ふっ』
周りが静寂と化したこの場を元也が治めるが，影山の言葉で治められたかはわからずじまい
影山なりの謝罪なんだろうけど，あれは逆効果
このコートにいるウイングスパイカー達は顔を顰める
同じセッターである侑は笑顔
『(癖って…影山のところにもﾞ飛べる ﾞ子がいるんだねぇ…)』
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胡春(プロフ) - いろんな方からそういった言葉がいただけてとても嬉しい限りです！コメントありがとうございます！ (2022年10月3日 21時) (
レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年10月3日 21時) (レス) @page27 id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - この作品は名前固定の男主です！ (2022年10月3日 9時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
⁇ - 名前が変換できていない気が… (2022年10月3日 9時) (レス) @page5 id: b22d4ce9af (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - ありがとうございます！ (2022年10月2日 20時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡春 | 作成日時：2022年1月31日 19時
