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「ｸｯｿｫｯｯ！次は負けんぞ！伏見！」
『……ねぇ，知ってる？俺ら今日初めて会ったんだよ？』
なんだその今までお互い競い合ってきたライバルみたいな言い方
俺ら数時間前に会ったばかりのほぼ初対面だよ？
『…てか，練習再開しない？俺らのせいで，練習止まってるんだけど…(目立つのやだ…)』←もう目立ってる
それに今この状況も，侑が北さんに報告しかねないしね
今更だけど，本当に他のユースの奴らの視線がとても痛いんだよ
見て？
佐久早なんて，俺のこと憐れみの目で見てるよ？
そんな目で見るぐらいなら助けて欲しいんだが…
そんな気持ちを視線にのせて佐久早に送ったら，ﾊﾝｯって鼻で笑われた
うざ…
「はいはい，談笑はそこまで。練習再開するよ」
「「「はい」」」
ほんとにどうしよう，と思っていれば見かねた監督が俺らに声をかける
そこで会話は止まった
鶴の一声ならぬ監督の一声
あれ…使い方あってんのかな…
まぁ，とにかく監督の言葉で俺らの近くに寄っていた星海や侑などは各自の持ち場に戻って行った
星海はなんだかちょっと不満気な様子だったけどね
そうすれば，また少しの静けさがこの場に訪れた
『…ﾊｧ』
俺は一つのため息をこぼす
去年も木兎さんに絡まれたけど，今年は星海ときた
木兎さんは俺らの一つ上。つまり三年生だから，ユース合宿に呼ばれることは無いため，今年は大丈夫だと油断していた
星海と木兎さんって髪型なんとなく似てるよね
あれなんて言うんだっけ…ミミズクヘッド…？
てか，あれ何気に重力無視してるよね
これからは，ミミズクヘッド(？)のやつにあったら逃げよう
俺は今日の短時間で起きた出来事を振り返りこれから先の危機察知能力を上げるべく心でそれだけは誓ったのであった
『…づかれた』
「ふっ，声ガラガラやないか。ほら，飴ちゃんでも舐めとき。ちなみにこれサムが最近ハマっとるやつ」
『おいしいやつだ…』
練習終了後
各自ストレッチをやり，今日の全練習メニューを終えた俺たちは重い体を引きずって食堂に訪れていた
俺は結構練習がきつい日は喉をよく壊してしまう体質で，いつもと違う，挙句，いつもよりハード
これだけ揃えば，喉を壊すのは当たり前で，今現在喉の痛みに少し顔を歪ませながらも耐えていた
喉イガイガする…
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胡春(プロフ) - いろんな方からそういった言葉がいただけてとても嬉しい限りです！コメントありがとうございます！ (2022年10月3日 21時) (
レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー(プロフ) - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年10月3日 21時) (レス) @page27 id: 284adcf210 (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - この作品は名前固定の男主です！ (2022年10月3日 9時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
⁇ - 名前が変換できていない気が… (2022年10月3日 9時) (レス) @page5 id: b22d4ce9af (このIDを非表示/違反報告)
胡春(プロフ) - ありがとうございます！ (2022年10月2日 20時) (レス) id: 289535ebf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡春 | 作成日時：2022年1月31日 19時
