ノクターン(青)

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A「しょーた！」


「A」


A「ねぇ、しょーたはTwitterやってる？」


「ついったー？なにそれ」

A「Twitter知らない？」

「聞いたことないな」

ノートに

Twitterって聞いたこと無いって書く。

A「インスタは？」

「いんすた？インスタントコーヒーのこと？」


A「違う」


インスタ知らない、インスタントコーヒーのこと？って聞いてきたって書く。


A「SNSは？」


「だからさっきから何言うとるん？

チンプンカンプンやんけ」


SNS、チンプンカンプンやんけって言ったって書く。


「なぁ、Aは外国の人なん？

知らん言葉ばっか喋っとるやんけ」


A「日本人だよ。でも"知らない"んだもんね。苗字とかは"忘れた"って言うからホント知らないって事だよね…」



「おん。聞いたこと無いわ」


じーっと私のノートを見てる。


「ホンマ、この絵似とらんな(笑)」

A「絵心無くて悪かったねっ！」

「ペン貸して」

しょーたにペンを渡すと

ノートにスラスラと絵を描き始めた。



A「うまっ」


しょーたの描いた、しょーたはホント似てて
これなら目覚めても覚えていられるかも！って思った。


そこにShotaってサインまで。


でも、そのShotaの後にマーク描いてある。


∞


8？


しょーたに、これなに？って聞いたけど

わかれへんって。

しょーたが分かんなかったら

私にも分かんないか(笑)

これもエミ探偵に聞こう。


「なぁ、なんか迷惑かけてごめんな」


A「え。急にどうしたの？」


「いや、毎日夢に出てきて、無理難題ふっかけて、ホンマごめんな」


A「全然大丈夫！最初は訳わかんないことばっかりだったけど、面白いよ♪

エミも協力してくれてるし」

「エミ？」

A「会社の友達。しょーたのこと話したらめっちゃ食いついてきてね、一緒に謎解きしてるよ」

「ホンマ？ありがとうな」

A「こーなったら乗り掛かった船じゃん。絶対しょーた探すからねっ！」


「A、ありがとうな」


そこで目が覚めた。

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