＊続き ページ37
ぽーっとしたままウチは足を動かす。
行く先は不死川さんのお屋敷だ。上手く足が動かない。
ウチはずーっと無一郎くんの顔を思い返していた。
顔の熱が引かない。
ウチはそっと自分の頬をぺちんとたたいた。
＿＿ウチ、どうしちゃったの…
よく分からない気持ちを抱えたまま、いつの間にやらお屋敷に着いていた。
屋敷の戸を、トントンと軽くたたく。
不死川さんは居るだろうか。寝ていないかな
出て来ないので去ろうと後を向いたとき、ガラッと戸が開いた
不死川さんが壁に持たれかかり腕を組んでウチを見ていた。
「……入れェ」「は、…はい」
不機嫌そうな声だ。
そう言うと、不死川さんは戸を開けたまま下がって行った。
ウチも後に続き中に入り、戸を閉めた。
ーーーーーーーーーーーーー
「やけに遅かったじゃねェかァ…」
不死川さんは腰を下ろし、ウチにお茶を出してくれた。
小さく頭を下げて口を開く。
「無一郎くんと出掛けてて…心配しました？」
えへへ、と頭を掻いて笑うがピリピリとした空気は和まない。
不死川さんと居て緊張するのはいつぶりだろう…
はぁ…と呆れたように溜息をつき、不死川さんは頬杖をついたままそっぽを向いた。
ウチは口を結んだ。両者喋らず、静かになる。
＿＿沈黙が怖い
「当たり前だろォ……」
ふっと突然、不死川さんが呟く。
何が当たり前なのか分からずに、ウチは不死川さんに問い掛ける
「何がですか…？」「…チッ」
不死川さんは舌打ちをし、やはり目を合わせてくれない
「だからァ……心配すんの、当たり前だって…言ったんだよォ」
不意打ちで心臓が止まるかと思った。胸が激しく音を立てている。
耳がカアっと熱くなっていく
「な、なんで…！」「あ"！？…テメ、そりゃァ」
不死川さんがバッとウチを見つめる。
唇を噛んで＿＿顔が赤い。耳が、特に
不死川さんに目を奪われる。何で、赤面して……あ、可愛ｉ((
小さく、本当に小さく不死川さんが言った。俯いてぼそりと
「テメェが好きだからに決まってんじゃねェかァ……阿呆、言わせんなァ！」
思考が停止しそう＿いや、もう停止してるかもしれない
「好きな奴がこんな夜遅くまで他の男とほっつき歩いてんだ、心配するだろォ…」
今度はウチを真っ直ぐ見つめ、姿勢を正して不死川さんが言う
ウチが目を逸らしたいくらいだ
息を呑む。
「仕切り直すわァ…A。お前が＿ずっと好きだったァ」
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お酒 - マジ…宇髄さん…最高…結婚してくr(((殴 (2021年7月5日 17時) (
レス) id: 48240712ac (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - ありがとうございます♪( ´▽｀) (2020年8月19日 15時) (レス) id: ebf70b2f2e (このIDを非表示/違反報告)
ウォーターツリー(プロフ) - ユイカさん» あ、ごめんなさい！ 全然大丈夫です！更新してませんが…090123ですよー。更新してませんが大丈夫でしょうか… (2020年8月19日 15時) (レス) id: 602bf9e950 (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - この作品の中で聞くのもどうかと思ったんですけど… お願いします！！不死川さんのちょこっと短編のパスワード教えてください！ (2020年8月19日 13時) (レス) id: ebf70b2f2e (このIDを非表示/違反報告)
ウォーターツリー(プロフ) - ラタピオカさん» …（無言で喜びの舞）そんなこと言われたの初めてです！ なるほど…。教えてくれてありがとうございます(≧∀≦) (2020年7月25日 14時) (レス) id: 602bf9e950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウォーターツリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/JannethBas1/
作成日時：2020年4月6日 12時
