＊感情が消えた主人公が泣いたら（りんさんリクエスト） ページ34
りんさん、リクエストありがとうございます！
不死川さん目線
任務で鬼から結構な攻撃を食らった。
服は血が滲んでいる。
まァ止血はしたし…もォ大丈夫だろうけどなァ
俺のこんな姿見たらAはどんな反応する？
ふとそんなくだらねェ疑問が頭に過るが、多分Aは…動じねェ
感情が消えちまったんだもんな。仕方が無ェよ
だらだらと考えながら、屋敷への帰路につく。
Aの待ってる、俺の屋敷に。
ーーーーーーーーーーーーー
「…帰ったぞォ」
俺の声に、すっと顔を上げてAが俺を見る。
冷え切ったその瞳が少しだけ揺れた気がした。
長らく無表情だったからか、俺のほうが驚いていた。
「………不死川、さん」
唇を動かしてポツリと俺の名前を呼ぶ。
この上なく寂しそうで悲しそうな、んな声で。
Aは立ち上がって俺に近寄る。
「どしたァ………あ"ァ！？」
そのまんまAは俺の胸に頭をトンと預ける。
そして＿＿＿泣いていた
表情こそ変わらねェが、目からつーっと涙を零していた。
俺なんか悪ィことでもしたかァ…？
突然泣き出す意味が分からねェで、取り敢えずAの背を擦った。
「何で、血…！」「っ！…そういう、ことかよォ…」
バッと顔を上げたかと思うと、キツイ視線で俺を睨む。
訴えるように放たれたその言葉に、やっと理解した。
心配…してんのなァ
何に対しての涙か分かり、俺は安心すると共に
ちっと、嬉しかった。
何も思わねェと思ってたら、泣くくらい心配してんじゃねェかァ
自然と口元が緩くなる。
ちと気恥ずかしいなァ、こういうのはよォ
上手く言葉には出来やしねェけど
確かに心が暖かくなっていた。
……なァ、A
「悪かったァ…。心配、してくれてあんがとなァ？A」
きゅ、とAが俺の服を握る。
皺が出来そうだ。
俺が顔を覗き込むとAは拗ねたようにボソッと呟く。
「……当たり前です」
おォ、と俺は笑いAの手を服から離す。
今度は俺がふいっとAから目を逸らし、背を向ける。
「握るならこっち握れェ…貸してやっからァ」
そう言って俺はAに手を出す。
Aは笑いはしなかったが、ゆっくりと俺の手に自分のを重ねた。
結果
好き・優しい・かっこいい・イケメン
お怪我は程々に…
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お酒 - マジ…宇髄さん…最高…結婚してくr(((殴 (2021年7月5日 17時) (
レス) id: 48240712ac (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - ありがとうございます♪( ´▽｀) (2020年8月19日 15時) (レス) id: ebf70b2f2e (このIDを非表示/違反報告)
ウォーターツリー(プロフ) - ユイカさん» あ、ごめんなさい！ 全然大丈夫です！更新してませんが…090123ですよー。更新してませんが大丈夫でしょうか… (2020年8月19日 15時) (レス) id: 602bf9e950 (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - この作品の中で聞くのもどうかと思ったんですけど… お願いします！！不死川さんのちょこっと短編のパスワード教えてください！ (2020年8月19日 13時) (レス) id: ebf70b2f2e (このIDを非表示/違反報告)
ウォーターツリー(プロフ) - ラタピオカさん» …（無言で喜びの舞）そんなこと言われたの初めてです！ なるほど…。教えてくれてありがとうございます(≧∀≦) (2020年7月25日 14時) (レス) id: 602bf9e950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウォーターツリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/JannethBas1/
作成日時：2020年4月6日 12時
