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サンジュウイチ ページ32

(回想)

豊臣軍はその日、小田原を攻めていた。


半「いよいよ天下の総仕上げたね。秀吉」

秀「うむ。これで日の本は我がものになる」


戦場を見ながら、半兵衛と秀吉は最期となる会話していた。
すると、一人の兵士がやってきて、半兵衛に耳打ちをした。それを聞いた半兵衛の口元が密かに緩んだ。

半「竜がこの地に足を踏み入れたそうだ」

秀「ほう?」

半「折角だ。最高の贈り物をしよう」


どこか楽しげに笑む半兵衛はくるりと後ろを振り向いた。そこには、三成が待機している。


半「北東は君に任せるよ。三成君」

三「はっ、必ずや、豊臣に栄華を!」

半「よろしくね」



それが竜の復讐劇の始まりであった...

*************
三成の向かった北東では北条軍は一瞬にして全て壊滅状態に陥った。
更に、竜... 伊達政宗の軍勢も壊滅状態にさせた。

意識が途絶える寸前、うっすらと目を開けると、一人の女が悲しそうな目で政宗を見ていた。


貴「... 」

三「A、こんなところにいたのか」


先程戦っていた男が女の名を呼んでいた。立ち上がろうとしても、力が全く入らなかった。


貴「... 三成様、ここまでしなくても... 」

三「もう過ぎたことだ。それともなんだ?この脆弱な将が気になるのか?」

貴「いえ... 」

三「ならば構うな。貴様は私だけを見ていればいい」


Aと呼ばれる女はその男に連れられ、去っていった。力の入らない体をなんとか起こし、辺りを見渡すと、別物と代わり果てた配下の姿があった。

政「はっ... はは...」


ポタポタと頬を涙が伝う。
残像のように、今までの記憶が甦ってきた。


政「は、ははは... はぁ、う、ああぁ ... あああああ!!!」


政宗は誓った。

奴らを許さないと。

どんな理由があろうと、

復讐してやる、と。

サンジュウニ→←サンジュウ


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三楓(プロフ) - 蒼藍紅蓮ノ爛華朱月さん» コメありがとうございます(*´∀`*)今の状況とは普通の三成様という解釈で宜しいでしょうか?私の場合、ヤンデレは嫉妬から成り立つようにしています。なので、初めは小さな嫉妬から独占欲に繋がり、狂気へと変えてはいかがでしょうか?少しでも参考になれば幸いです^^ (2016年11月24日 14時) (レス) id: ed4329dbeb (このIDを非表示/違反報告)
蒼藍紅蓮ノ爛華朱月 - 嗚呼もうヤバイヤバイヤバイ////三成様はヤンデレに限ります!普通の好きという感情から病ませるところの流れが自然過ぎて怖いデス……;;私も三成様のヤンデレ一本書いているのですが、今の状況からどのように病ませればいいか、教えてぐだざい"! (2016年11月5日 17時) (レス) id: 543f9feeb0 (このIDを非表示/違反報告)
三楓 - この度、一身の都合上急きょ続編という形をさせていただきます。 http://uranai.nosv.org/u.php/novel/327bsr/←こちらからお願いします。 (2016年1月31日 16時) (レス) id: a2617c1131 (このIDを非表示/違反報告)
三楓(プロフ) - 大一大万佐吉さん» 亀甲新のなのにそんなこと言って下さってとても嬉しいです♪(/ω\*)わたしごときの作品が参考になるのであれば是非!作品が出来れば是非読ませていただきますp(^-^)q(なんか上からですみません( ;∀;) (2015年10月11日 11時) (レス) id: a2617c1131 (このIDを非表示/違反報告)
大一大万佐吉(プロフ) - 初めまして!佐吉と申す者です。佐吉楓さんの三成様の病みっぷり…文才ありすぎです!初対面で変ですが、凄く面白いです!私も三成様のヤンデレを書いているんですが…参考にさせて頂いてもよろしいでしょうか? (2015年10月6日 21時) (レス) id: 227e274ad0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三楓 | 作成日時:2015年1月25日 14時

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