story4 ページ6
時計は17時をさし、仕事は終わり
今のところ忙しくないからこうして定時で帰れるのだ
事務所を出た後、携帯を開くと左馬刻からメッセージが届いていた
なんだろう?と思いながら見てみると
早く帰って来い
とだけ、素っ気なく書いてあった
いつもこんなの送られてこないのになー……なんて思いながらも
今から帰るよ
と返信して、早足で歩き始めた
電車に揺られながら何かあったのかなと少し不安になる
ヨコハマに着いたあとも早足で足を進める
見慣れた扉が見えてきて、私は思いっきり扉を開けた
部屋に入ると
『早かったな』
といつもと変わらない調子で言った左馬刻
「なんだ……
何かあったかと思ったじゃん……」
ヘナヘナ座り込む私に『は?』と言いながら見下ろす左馬刻
「こんなメッセージ送ってきたことあんまりないじゃん」
「あぁ、それのことか」
そういえば送ってたな、なんて顔をしながら見せてきたのは乱数とのトーク履歴だった
「え、なにこれ?」
「いいから読んでみろよ」
そう言われ、私は左馬刻の携帯を手に取った
166人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バニラバニラ(プロフ) - 左馬刻の不器用な優しさがたまらなく愛しいです!左馬刻大好きです!続きが読みたいです! (2019年1月17日 22時) (レス) id: 171a74232b (このIDを非表示/違反報告)
山吹美咲(プロフ) - あすひさん» コメントありがとうございます!相方さんに伝えておきます!これからもよろしくお願いします! (2019年1月1日 10時) (レス) id: 5095a9f0f0 (このIDを非表示/違反報告)
あすひ - アホ毛……好き…!推しのしょうせつまってました!、ただ少し気になったのが主人公のまえに夢主と書いてあるのが気になりました、更新楽しみにしてます! (2018年12月31日 17時) (レス) id: 9c9c05fe00 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ