検索窓
今日:16 hit、昨日:14 hit、合計:17,413 hit

60 ページ10

目が覚めると、しばらく目にしなかった和風の天井。



朦朧とする意識の中、目に映ったのは逢いに行こうとした相手、総悟だった。




「そ、うご……」








精一杯の声。
それでも小さく聞こえているかすら危ういこの言葉を、総悟はちゃんと聞き取ってくれていた。







「A……」









安堵の表情に、静かな声。









火照る身体のだるさは一向に変わらないけれど、顔が緩んだ。









「もう少し寝ときな」







遠慮したいところではあったが、身体の重さに負けて、うん、と返事をし、そのまま目を閉じた。









.









.









目を閉じていたときの、頭を撫でていてくれた感覚、それだけが安心感を抱かせてくれた。

61→←59



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:咲夜舞 , 銀魂
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

咲夜舞 - たまさん» ありがとうございます!拙い作品でしたが読んでくださりありがとうございます! (2014年8月22日 7時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - 感動です!心がホッコリしましたああ! (2014年8月22日 7時) (レス) id: f6cca5b798 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜舞 - Aliceさん» こちらこそ最後まで読んでくださりありがとうございます!コメント嬉しいです! (2014年8月22日 1時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 完結おめでとうございます(*^^*)!! とっても面白かったです!神威が超かっこよかったです(*´∀`*) 素敵な話を作ってくれてありがとうございした!!(o^-') (2014年8月22日 0時) (携帯から) (レス) id: d0e076cb76 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜舞 - ネギさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2014年7月30日 0時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:咲夜舞 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2014年7月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。