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目が覚めると、しばらく目にしなかった和風の天井。
朦朧とする意識の中、目に映ったのは逢いに行こうとした相手、総悟だった。
「そ、うご……」
精一杯の声。
それでも小さく聞こえているかすら危ういこの言葉を、総悟はちゃんと聞き取ってくれていた。
「A……」
安堵の表情に、静かな声。
火照る身体のだるさは一向に変わらないけれど、顔が緩んだ。
「もう少し寝ときな」
遠慮したいところではあったが、身体の重さに負けて、うん、と返事をし、そのまま目を閉じた。
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目を閉じていたときの、頭を撫でていてくれた感覚、それだけが安心感を抱かせてくれた。
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咲夜舞 - たまさん» ありがとうございます!拙い作品でしたが読んでくださりありがとうございます! (2014年8月22日 7時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - 感動です!心がホッコリしましたああ! (2014年8月22日 7時) (レス) id: f6cca5b798 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜舞 - Aliceさん» こちらこそ最後まで読んでくださりありがとうございます!コメント嬉しいです! (2014年8月22日 1時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 完結おめでとうございます(*^^*)!! とっても面白かったです!神威が超かっこよかったです(*´∀`*) 素敵な話を作ってくれてありがとうございした!!(o^-') (2014年8月22日 0時) (携帯から) (レス) id: d0e076cb76 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜舞 - ネギさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2014年7月30日 0時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
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