57 ページ7
地球……。
神威の怪我がほぼ完治したので、何だかんだ帰ることになった。
「いってらっしゃいー」
「迷子になるなよ〜お嬢ちゃん」
そう言って送ってくれた神威と阿伏兎さん。
「行ってきます!」
親がいない私にとって
「いってらっしゃい」
「行ってきます」
周りの人達が温かかったことに感謝しているのは変わらない。けれども、こういうやりとりはやはり手の届かない憧れであり、諦めの対象でもあった。
だから、本当に嬉しかったし、何だかくすぐったかった。
。
歌舞伎町に着いて、神威達が見えなくなった後
「また逢えたら良いな」
私の言葉は、溢れかえる人々の声と雑音にかき消された。
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲夜舞 - たまさん» ありがとうございます!拙い作品でしたが読んでくださりありがとうございます! (2014年8月22日 7時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - 感動です!心がホッコリしましたああ! (2014年8月22日 7時) (レス) id: f6cca5b798 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜舞 - Aliceさん» こちらこそ最後まで読んでくださりありがとうございます!コメント嬉しいです! (2014年8月22日 1時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 完結おめでとうございます(*^^*)!! とっても面白かったです!神威が超かっこよかったです(*´∀`*) 素敵な話を作ってくれてありがとうございした!!(o^-') (2014年8月22日 0時) (携帯から) (レス) id: d0e076cb76 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜舞 - ネギさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2014年7月30日 0時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ