【銀魂】平凡な私が非凡になりました

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「地球……かぁ」






神威の怪我の事、自分の身体の事があまりにも目まぐるしく展開していき、すっかり頭から抜け落ちていた。

甘味処の店主さんに、銀さん、総悟も………。



宇宙に居るのは何日目だろう。
２、３週間は経っているはず。





帰りたい、そう思う反面神威や阿伏兎さんと居る時間が楽しく感じていた。









神威は大丈夫と言っていたけれど、傷の具合も気になる。








大食いで戦い好きでときに子どものような素振りを見せる彼。いつの間にか頭の中は神威でいっぱいだった。









ほんの、少しだけしか一緒に居なかったのに、とても不思議な感覚。

こんなのは、一時的なものだって何となくはわかっている。けれど、これからも一緒に居たいと思うのも確かだった。







どちらにもなれない私。









人間だった。









今は、何者なのだろう。









夜兎？









人間？









。

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