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神威が目覚めて、今までにないくらいの喜びを感じていた。
「何か食べれそう?」
「今はいいや」
あの、大食いの神威がご飯がいらないなんて、と、阿伏兎さんと顔を見合わせる。
それだけ弱ってるってこと、だよね。
「それよりさ、夜兎研究員は全員倒したってことでいいんだよね?」
「多分……だけど」
1つ気がかりだった。
あの夜兎を何人も手に掛けて傷を負わせた夜兎狩りが、こんな“夜兎もどき”程度にやられる筈がない。
まだ組織的に動いているかもしれない。
「そっか、A、地球に帰りたい?」
地球……か。
「どちらかといえば、帰りたい」
そう言うと、そっか、と言って布団に潜った。
こういう子供らしいところも可愛い、だなんて本人には決して言えない……。
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咲夜舞 - たまさん» ありがとうございます!拙い作品でしたが読んでくださりありがとうございます! (2014年8月22日 7時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - 感動です!心がホッコリしましたああ! (2014年8月22日 7時) (レス) id: f6cca5b798 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜舞 - Aliceさん» こちらこそ最後まで読んでくださりありがとうございます!コメント嬉しいです! (2014年8月22日 1時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 完結おめでとうございます(*^^*)!! とっても面白かったです!神威が超かっこよかったです(*´∀`*) 素敵な話を作ってくれてありがとうございした!!(o^-') (2014年8月22日 0時) (携帯から) (レス) id: d0e076cb76 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜舞 - ネギさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2014年7月30日 0時) (レス) id: 64c8e5ca48 (このIDを非表示/違反報告)
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