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135話 矛盾 ページ42

瑞希side









瑞希「充くん、光くん」



僕は項垂れてる二人に話しかける。



光「瑞希さん…」

充「目、覚めたな…」

瑞希「うん。それと今から君たちの目を覚めませる!」

光「え…?」

瑞希「君たちの矛盾を解くよ!」



そう言って僕は一呼吸置いて…



瑞希「“俺がオリオンに従う代わりに光を解放してくれ”」

充「なっ!」

光「兄ちゃん…」

瑞希「そして…“俺がオリオンに従う代わりに兄ちゃんを解放してほしい”…」

充「光…お前…」

光「ごめんね…兄ちゃん…」

瑞希「二人とも考えてることは同じね」

充「でもなんで分かったんだ?」

瑞希「それは企業秘密だよ」




守護霊に聞いたなんて言っても頭こんがらがるだけだからね。


それに…彼ら自身が君たちを助けて欲しいと頼んできたし…。




光「そう…なんですね…」

瑞希「まー、何が言いたいって言ったら……お互いオリオンは間違ってると知ってるんでしょ?」

充「……まぁ…」

瑞希「なら抜ければ?日本が反旗を翻そうとしてるんだよ?」

光「ですが…俺達は…過ちを…」

瑞希「なら罪滅ぼしとして…充はそのプレーを…。光はその分析能力をイナズマジャパンに貢献して?」

充「だが…あいつらは…許してくれねぇだろ…」

光「ですよね…」

瑞希「だってさー。どうなの?キャプテン」



僕は円堂に聞く。



円堂「おう!一星達は既に俺達の仲間だからな!」

瑞希「だってさ?ほら!」




僕は彼らに手を伸ばす。


二人は恐る恐る僕の手を掴もうとする。




瑞希「焦れったい!」



そう言って僕は二人のつかもうとする手を握り、引っ張る。



「「うわぁっ?!」」



驚くように二人は僕の方へ倒れる。



瑞希「よし!それじゃあ19人の役職はあつまった!」

円堂「19…?20じゃないのか?」

瑞希「19!僕は入ってないからね!」

「「………」」



なんか静か…。



瑞希「さてと…最後の試合をしますか」



そう言いながら僕はフィールドへ上がった。

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咲夜♪(プロフ) - 雫(シズク)さん» 今忙しいので……時間がある時に読ませていただきます (2019年5月25日 19時) (レス) id: dd598bec6b (このIDを非表示/違反報告)
雫(シズク) - 咲夜♪さん» はい。 咲夜♪さん、良かったら読みに来てください。 (2019年5月25日 19時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
咲夜♪(プロフ) - 雫(シズク)さん» ありがとうございます!頑張りますよー (2019年5月25日 19時) (レス) id: dd598bec6b (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 雫(シズク)さん» 出来たら行きます (2019年5月25日 17時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
雫(シズク) - スイジュさん» はい。 スイジュさん、良かったら読みに来てください。 (2019年5月25日 17時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲夜♪&スイジュ x他2人 | 作成日時:2019年5月22日 7時

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