レッド・ホット・チリ・ペッパー その5 ページ8
「ブギャアアアーッ!」
音石明の顔面が歪む。
「バット・カンパニー!全体一斉射撃用意ーッ!撃てェーッエエエエ!」
・・・・・・追撃完了。
音石明が吹っ飛んだ場所に地雷も用意していたようで。
『お、大当たりー』
「大当たり?そいつはグレートだぜッ!景品もらえっかよぉ〜もっとブチのめせばよぉ〜っ」
にやりと仗助が笑った。
「A、悪いが音石を縛れるか?」
よくやったと兄さんが頭を撫でてくれる。
『・・・・・・大人しくお縄についてくれたらいいんだけどね』
ふらふらと立ち上がって、レッチリを出す音石明。
「電気でバット・カンパニーの攻撃を少し防がれたか」
「お、おれはよぉ〜東方仗助、虹村形兆・・・・・・おめーらに対してかなりフザけてたような気がするよ」
兄さんは私を自分の背中に隠してバット・カンパニーを出す。
「自分のよぉ〜フザけた考えは反省して改めなくちゃあなぁー!もう余裕はねえ!残り19秒しかねえしなぁ〜ッ!必死になるよォ〜ォ!!」
ビカビカとレッチリが光る。
とても目が開けられない。
「町中の電力を我がレッド・ホット・チリ・ペッパーに集中させるッ!」
レッチリの切り札。
「今までこのパワーを使わなかったのは、これをやるとしばらくは、おれのパワー源であるこの地方一帯の電力がゼロになってしまうからだ・・・・・・!!」
音石明が叫ぶ。
「しかし、もうかまわんッ!おめーらをブッ倒した後は飛行機のバッテリーで飛んでってジョセフを殺すだけだからなぁーッ!」
「仗助ッ!来るぞ!」
兄さんが腕の影から開いていた目で見た情報を仗助に伝える。
眩しい光が少し収まり、目で見れるようになった。
レッチリとクレイジー・ダイヤモンドのラッシュの攻防が行われ、殴られて吹っ飛んだのは仗助の方だった。
積まれたコンテナを崩して、吹っ飛ぶ。
仗助がパワー負けしたということだ。
『仗助!』
ムーンライト・ダンサーを向かわせようとすると兄さんに制止される。
その間に仗助は腹部に数発拳を入れられ、フォークリフトに激突した。フォークリフトは衝撃に耐え切れずに壊れる。
『兄さん!仗助が!』
「そんな顔するな、A。安心しろ仗助の勝ちだ」
頭を撫でて、兄さんは見ろと指をさす。
「今使った電気料金は全額てめーん家のメーターにつけてといてやるよ!とどめだッ!仗助ぇーッ!」
レッチリが拳を下ろそうとすると、スタンドに向かって、黒い塊が飛んでいった。
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妹者 - 凄く面白いです!お話の続きが気になります。更新頑張って下さい! (2018年8月18日 23時) (レス) id: 2e9f8a8485 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫歳花(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!凄く面白くて楽しかったです。これからも頑張ってください!!! (2018年4月5日 3時) (レス) id: ae43b29bb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シマエナガ | 作成日時:2017年8月26日 16時