60. ページ16
･
圧倒的にコブラが有利な戦い。
ナツもハッピーも毒に侵されボロボロで。
本当はナツを応援しなきゃいけないのに、
コブラと早く話したい、と願う自分に勝てない。
『コブラ………』
私が彼の名を呼ぶ度に、コブラの行動に熱が増していく。
そして………
ﾅﾂ「火竜の…………」
ｺﾌﾞﾗ「無駄だ。聞こえてるぜ……狙いは拡散！！
どこに避けても当てる気か！！」
そう言うとコブラは、キュベリオスの反動を使い
空中に飛び出す。
そしてナツの後方に回り、頭を鷲掴みにした。
ｺﾌﾞﾗ「だが！！後頭部には攻撃できねぇ！！」
ﾅﾂ「かはっ」
ｺﾌﾞﾗ「その頭を砕いてやる！！！！」
コブラの目は、恐ろしい程に歪んでいた。
ﾊｯﾋﾟｰ「ナツー！！！！！」
ｺﾌﾞﾗ「あの世でドラゴンにでも会ってこい！！
くはははははははっ」
コブラの狂ったような笑い声に、私は思わず叫んだ。
『やめてーーーー！！！！！！』
ｺﾌﾞﾗ「！」
Aの叫びに、コブラが少し手を緩めた。
すると………
ﾅﾂ「くっそおぉぉぉおおぉおおおぉ！！！」
ナツは思いきり叫び出す。
ﾅﾂ「おおぉおおおおおぉぉぉおぉおおお！！！」
あまりの大きな叫び声に、Aは耳を塞ぐ。
ﾅﾂ「ウォォオオオオオオォオォ！！！！！」
その叫び声はドラゴンのごとく…………
ﾅﾂ「オオォォオオオオオオオオオオオオオォォオオオオオオオオオオォォォォオオォォオォォォォォォォオオォォオォ！！」
コブラの耳を、貫いた。
『な、何、今の叫び……
………！！！』
私は目を疑った。
ｺﾌﾞﾗ「み、耳がぁぁぁぁっ！！！！！」
コブラが耳を抑えて…落ちていく…？
一瞬何が起こったかわからなかった。
『っ、コブラ！！！』
理解した瞬間、私はその場を飛び出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクパンダ(プロフ) - しーちゃんさん» 続編できましたっ！！イチャコラやっとできた……これからもよろしくお願いします(^^) (2020年4月29日 10時) (
レス) id: 06cc87faab (このIDを非表示/違反報告)
サクパンダ(プロフ) - あ〜ちゃんさん» はじめまして！ありがとうございます(^^) 続編できましたのでぜひそちらでもよろしくお願いします！！ (2020年4月29日 10時) (レス) id: 06cc87faab (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - サクパンダさん» ひぃぁ(歓喜の声)コブラが愛おしすぎましたそのままイチャコラしてくれこのやろう()続編待ってます！！無理せず頑張ってください！！ (2020年4月28日 23時) (レス) id: ed6ff61718 (このIDを非表示/違反報告)
あ〜ちゃん - 初めましてあ〜ちゃんです小説読ませて頂きました(^_^) 読んでくいく内に凄く胸キュンして凄く良かったです(*^^*)続きが気になって気になって仕方ありません。更新の程よろしくお願いいたしますm(__)m応援しています(^^) (2020年4月28日 22時) (レス) id: 6fcfebbfdf (このIDを非表示/違反報告)
サクパンダ(プロフ) - しーちゃんさん» 鬼更新いたしました……！続編まっててください…！！(笑) (2020年4月28日 21時) (レス) id: 06cc87faab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サクパンダ | 作成日時：2020年4月21日 17時
