毒竜とヒーラーは恋に落ちた【FAIRYTAIL】

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ｺﾌﾞﾗ「よォ」


ﾌﾞﾚｲﾝ「早かったな、コブラ」



コブラのコートの中に入っていたのは、

ブレインからの召集命令の手紙だった。


A達の予想通り、ギルドの皆と合流したのだ。



ｴﾝｼﾞｪﾙ「遅いゾ！コブラ！
ジェミニにわざわざ遠出させたんだゾ、感謝しなさい」


ｺﾌﾞﾗ「あ？頼んでねーよ」



コブラがため息をつくと、レーサーはニヤリと口角を上げた。



ﾚｰｻｰ「お前、女といたって本当かよォ？」


ｴﾝｼﾞｪﾙ「そうそう聞いたゾ！？
大切そうに抱きしめて眠ってた〜って！もしかして彼女ぉ？」


ｺﾌﾞﾗ「なっ…ちげーよ！！」


ﾎｯﾄｱｲ「この世に愛などいりませんっ！！
金さえあれば！！デスネッ！！」


ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ「Zzz…」



コブラは顔を赤くして否定するが、

エンジェルとレーサーの冷やかしは続く。


それを見てブレインは鼻で笑った。



ﾌﾞﾚｲﾝ「フン、別に良いぞコブラ。

この計画が成功すれば、その娘をお前のモノにするのも容易い」


ｺﾌﾞﾗ「…………チッ」



コブラはブレインから視線を外し、曇っている空を見上げる。




ｺﾌﾞﾗ「(今のオレに、あいつと一緒にいる資格はねぇな……

悪い、A……)」




六魔将軍は暗い森の中を進んでいく。


全てはニルヴァーナのために。

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