毒竜とヒーラーは恋に落ちた【FAIRYTAIL】

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『え！なにこれ美味しい〜！！』


ｺﾌﾞﾗ「……あぁ」



さっそくオニバスのケーキ屋さんに入ってチーズケーキを食べる。

ここ、無名のくせになかなかやりおる…(失礼)


コブラもちゃっかり食べちゃってて、
美味しそうに食べてるからなんだか私も嬉しい。



『前来た時より美味しくなってますね！』


店員「あ、本当ですか？最近チーズの種類を変えてみたんですよ」


『やっぱり！チーズが少し甘さ控えめで食べやすくなりました！』


店員「わぁ、そこまで分かっていただけて嬉しいです…

って、あ、あなたは！！」


『？』



女性の店員さんの心底驚いた顔に、私は首を傾げる。



店員「う、うちの店長が骨折したのを治してくださった方じゃないですか！」


『…あ、いつしかの骨折お兄さんのお店ここでした？』


店員「ええそうです…！店長呼んできますっ」


『私が食べ終わってからでお願いしますね。

………わぁぁ中にチーズクッキー入ってる最高ー！！』



切り替えて私がケーキを食べ始めると、コブラはため息をつく。



ｺﾌﾞﾗ「お前さァ…そのキャラ変なんとかなんねーの？」


『？』



コブラもギルドのみんなと同じ顔してる。なんでだろう。

まぁいっか、チーズケーキは正義！



『ね、そっちのベイクドチーズケーキも食べさせて？』


ｺﾌﾞﾗ「わーったよ、……ん。」



…………ん？


目の前に差し出されたのはチーズケーキが刺さったコブラのフォーク。


え、これってもしかして…



ｺﾌﾞﾗ「？早く食えよ。お前も前こうしてただろ」


『！そ、そうだね！いただきますっ』



私、この前なんて愚かなことをしてたんだろうか…

今更恥ずかしくなる。だって、か、間接キ…！


……とりあえずベイクドチーズケーキも美味しい。



ｺﾌﾞﾗ「お前のもくれよ」


『あっうん、はい………』



これ傍から見たらいわゆる ''あーん'' だよね！？

……まって、私これ前もしてた！！！



ｺﾌﾞﾗ「ん、うま。せんきゅ」


『〜〜〜っ、』



意識し出すと止まらない。

ああ、私のバカバカバカ………




？「やぁ、また来てくれたんだね治癒魔導士様！」

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