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その後、城のバルコニーで会話をするアンナ、レイラ、トーマ
ﾚｲﾗ「本当に時を繋ぐ扉だったのですね」
ｱﾝﾅ「感謝します…よく開いてくれました」
ﾚｲﾗ「''大いなる魔力満ちる時代の子へ
太陽と月が交差する時、十二の鍵を用いてその扉を開け''
半信半疑でしたが、母や祖母のずっと前から我が家に伝わる本でした」
ｱﾝﾅ「私の書いたものです」
ﾄｰﾏ「待っとくれ！！全然話が分からんぞ！！」
ｱﾝﾅ「時を繋ぐ為にはこの時代で扉を開く者が必要だったのです。
私の子孫達は代々、秘密を伝え、
この時代のレイラが扉を開いてくれました」
ﾄｰﾏ「つまりあなたは…400年前の人間！？」
ｱﾝﾅ「そういう事です」
トーマは目を見開いて驚く。
ﾚｲﾗ「一体何の為にこの時代に？本には書かれてなかったので」
ｱﾝﾅ「今はまだ言えません…ですが、時が来れば必ず…」
ﾚｲﾗ「分かりました」
ﾄｰﾏ「レイラ殿が扉を開いたという事は…
この次代の魔力が凄い高いという事なのかね」
ﾚｲﾗ「正直…よく分かりません。
数値があるものではないのでなんとなくなんです
それに本音を言ってしまえばルーシィ…
私の子にはこの使命を引き継がせたくありませんでした。
あの子には自由に生きて欲しい…
だから私の代で終わらせようと…」
ｱﾝﾅ「魔力が満ちた時代だからこそ扉が開いたのです。
あなたの判断は正しかったわ
あなた達には苦労をかけましたね
あなたの母も、そのまた母も…本当に長い間お疲れ様でした」
ﾚｲﾗ「いえ…」
ｱﾝﾅ「400年後の世界は人類も文明も残っていた
この世界があるだけで私は幸せに感じます
(でも…逆に私の行動が無意味な事かもしれなくなった
いいえ、それでも私は前に進まなければ…)
ここからは私の仕事です
あなたは家族と幸せになりなさい」
ﾚｲﾗ「はい…アンナ様はこれからどうなさるのですか」
ｱﾝﾅ「物事には順序というものがあります。
まずははぐれたあの子達を探さないと……
全てが話せるその時まで」
ﾚｲﾗ「ええ…この事は内密に…ですね」
ｱﾝﾅ「陛下…あの扉は破壊していただけますか」
ﾄｰﾏ「う…うむ…」
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R - 毒竜の方の作品を見てから、こちらにも来てしまいました。読みやすくて面白くて、本当に小説を読んでいるみたい！大分更新されていませんが、気長に待っています^_^がんばってください！ (2021年3月8日 15時) (
レス) id: 63ac7f021a (このIDを非表示/違反報告)
オカメインコ - めちゃくちゃ面白いです！！久しぶりにこんな神作に出会いました！もちろん、毒竜の方も見てますよ！更新大変だと思いますが自分のペースで頑張ってください！ (2020年5月17日 1時) (レス) id: 3c7d81be74 (このIDを非表示/違反報告)
サクパンダ(プロフ) - EMIKOさん» ありがとうございます(><) 楽しみにしてます！！ (2020年5月3日 13時) (レス) id: 06cc87faab (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - スクショしました!消していただいても大丈夫です!!お手数おかけします、、、 (2020年5月3日 13時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - わかりました!!出来上がり次第送ります!! (2020年5月3日 12時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクパンダ | 作成日時：2020年4月8日 19時
