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剣咬の虎の5人が入場してくる。
見ただけでわかる、強い魔力、威厳。
これがフィオーレ最強ギルド……。
……あれ？
あの金髪の人……どこかで……
すると、ぱちっとその金髪の人と目が合った。
その人はぱぁぁっと嬉しそうな顔をする。
隣にいた黒髪の人の肩を揺さぶって、私の方を指差した。
『……？』
私、じゃないよね……？
『ねぇコブラ、あの金髪の人なんて言ってるか聞こえる？』
ｺﾌﾞﾗ「あ？悪ぃけど剣咬の虎？が入ってくるタイミングで
フィールドに結界が張られたみたいなんだよ。
選手がいるとこには魔法が効かなくなって声が聞こえねぇ。
んだよ……アイツが気になんのか？」
『いや、そういうわけじゃないから、大丈夫』
そっと視線を戻すと、まだ彼はこっちを見ていた。
……誰なんだろう……？
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ｽﾃｨﾝｸﾞside
今日はついに大魔闘演武。
ま、優勝はオレ達で違いないわけだけど……
ｽﾃｨﾝｸﾞ「なぁ！A姉ちゃんどこにいるかな？
この前妖精のマスターの話盗み聞きした感じだと
ギルドの奴らとは一緒にいねぇみたいなんだ。
でも会場には絶対いるって！！！」
ﾛｰｸﾞ「はぁ……観客席のどっかだろ」
ﾚｸﾀｰ「この前からその話ばっかじゃないですか、ハイ」
ﾌﾛｯｼｭ「フローもそーもう」
ｽﾃｨﾝｸﾞ「あったり前だろ！？」
だって会えるかもしれねぇんだ、
……大好きなA姉ちゃんに。
ギルド名が呼ばれて、オレ達は入場する。
会場には大勢の人達がいるせいで、
匂いじゃなかなか見つけられない。
会場の観客達を目で追っていると……
ぱちり。
ｽﾃｨﾝｸﾞ「！！」
目が、合った。
あっちも少し目を見開いている。
もしかしてオレの事、覚えてくれてる？
ｽﾃｨﾝｸﾞ「おいっローグ！！いた！！いたよ！！」
ﾛｰｸﾞ「あ？オレは興味無いと言っているだろう」
ｽﾃｨﾝｸﾞ「ほらあそこあそこ！！」
興味無いというローグの肩を揺さぶり、A姉ちゃんを指差す。
姉ちゃんは不思議そうな顔をして、隣の男に声をかけた。
……は？男？
誰だよ、アイツ。
少しイラついて、じーっと見つめていると、
再び姉ちゃんはこっちに視線を戻した。
その不思議そうな顔からして、あまり覚えていないのだろう。
……なぁ、オレだよ、スティングだよ。
8年前、あの町で＿＿＿＿＿＿＿
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腐腐腐 - めっさ好きです！この作品に運命(？)を感じました笑続き楽しみに待ってます！ (2022年3月20日 15時) (
レス) @page25 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
侑夏(プロフ) - めちゃくちゃ可愛いなって思いました！夢主ちゃんのイメ画描こうかなって思ったりもしました！更新、大変だとは思いますが頑張ってください！ずっと楽しみにしています！٩(｡•ω<｡)وfight♬︎♡ (2022年3月7日 2時) (レス) id: c01e91e4d2 (このIDを非表示/違反報告)
侑夏(プロフ) - ずっと前から何度も読んでて、早く更新されないかと待ちに待ってます！私自身、コブラが好きでめちゃくちゃキュンキュンしながら読んでました！コブラがカッコよすぎてヤバいですね！発狂ものです！！夢主ちゃんのチーズケーキを前にすると、ふわふわしてるところとか (2022年3月7日 2時) (レス) id: c01e91e4d2 (このIDを非表示/違反報告)
R - たまたま見つけて一気に読みました。本当に面白かったです！とっても読みやすくて、ドキドキするし最高です！！更新待ってます。 (2021年3月8日 9時) (レス) id: 63ac7f021a (このIDを非表示/違反報告)
VJ54(プロフ) - 更新待ってます！ (2021年1月3日 23時) (レス) id: af4afd4d93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクパンダ | 作成日時：2020年4月29日 10時
