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『コブラ……！！』
ｺﾌﾞﾗ「っ……！？」
地面に倒れているコブラに駆け寄る。
コブラは目を見開き、Aの姿に驚く。
しかし驚いたのもつかの間、コブラの目からぶわっと涙が溢れた。
Aはコブラの横にしゃがみこむと、
そっとコブラの頬に手を置いた。
『……ばか……傷だらけじゃない』
ｺﾌﾞﾗ「A……A……っ、お前、生きて……っ」
『コブラ、ごめんね……』
Aは震えるコブラを抱きしめた。
『私はほんの数週間だけだけど……
コブラは7年も寂しい思いをしてたんだもんね』
ｺﾌﾞﾗ「オレは……オレはっ」
『いいよ、何も言わなくて…。
キュベリオスの事もごめんね……
これから一緒に探しに行こ？』
ｺﾌﾞﾗ「っ……でも、オレはもう」
コブラは唇を噛み締めた。
それと同時に、Aの後ろに誰かが現れた。
「六魔将軍コブラ」
「やーっと見つけたぜ」
何度聞いても緊張するこの凛とした声……
振り返ると、案の定…彼がいた。
『ラハールさん……』
ﾗﾊｰﾙ「！」
ラハールさんともう1人……
既視感があるけど知らない人。
ﾗﾊｰﾙ「Aさん…申し訳ありませんが」
『ごめんなさい。彼の件は私のせいなんです』
ｺﾌﾞﾗ「おい、お前…！」
コブラが止めるのも聞かず、Aは話し続ける。
『私がちゃんと、彼の蛇を探して保護していれば…
私が7年間凍結封印されてなければ……
彼はこんな事しませんでした。
他の六魔が脱獄しても彼はしなかったと思うんです。
違いますか？』
ﾗﾊｰﾙ「それは……」
「おいラハール！」
『コブラのことは私のせいです。
お願いします……彼を赦してください…っ
なんなら罪は全部私が……！！』
ｺﾌﾞﾗ「おい、やめろ！！」
『もう彼をこれ以上暗い牢の中に閉じ込めたくないんです！！』
精一杯の気持ちを込めてラハールさんに懇願する。
自然と涙も溢れて止まらなくなった。
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腐腐腐 - めっさ好きです！この作品に運命(？)を感じました笑続き楽しみに待ってます！ (2022年3月20日 15時) (
レス) @page25 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
侑夏(プロフ) - めちゃくちゃ可愛いなって思いました！夢主ちゃんのイメ画描こうかなって思ったりもしました！更新、大変だとは思いますが頑張ってください！ずっと楽しみにしています！٩(｡•ω<｡)وfight♬︎♡ (2022年3月7日 2時) (レス) id: c01e91e4d2 (このIDを非表示/違反報告)
侑夏(プロフ) - ずっと前から何度も読んでて、早く更新されないかと待ちに待ってます！私自身、コブラが好きでめちゃくちゃキュンキュンしながら読んでました！コブラがカッコよすぎてヤバいですね！発狂ものです！！夢主ちゃんのチーズケーキを前にすると、ふわふわしてるところとか (2022年3月7日 2時) (レス) id: c01e91e4d2 (このIDを非表示/違反報告)
R - たまたま見つけて一気に読みました。本当に面白かったです！とっても読みやすくて、ドキドキするし最高です！！更新待ってます。 (2021年3月8日 9時) (レス) id: 63ac7f021a (このIDを非表示/違反報告)
VJ54(プロフ) - 更新待ってます！ (2021年1月3日 23時) (レス) id: af4afd4d93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクパンダ | 作成日時：2020年4月29日 10時
