熊 ページ24
隣にあった木が大きな音をたてて倒れた
いむ「き、木を…………」
『誰か……先生を……』
初兎「でも誰がアイツをかわして先生を呼びに行ける……?」
りうら「…………逆方向」
『ど、どうしよう……』
初兎「……クソ…………!!」
『木……上って逃げる?』
りうら「上ってる間に食べられる……
なら……」
いむ「逃げるっっっ!!!!!!!」
一斉に走り出す
熊「グオオッ!!」
『振り返らないで!!!
走れっっ!!!!』
全身をフルに使って走る
スタミナ勝負じゃ勝ち目がない……!!
『まだ追ってきてる……!!』
いむ「ハアッ……ハアッ……」
初兎「ごめん…………俺のせいで……俺のせいで……!!!!」
りうら「熊に会うことなんて想定外だったんだから初兎ちゃんは気にしないで!!」
『みんな!
加速してる!!!!』
熊がスピードを上げた
ガッ
『う゛っ……』
足元に木の根っこが……!!
りうら「A!!」
初兎「危ない!!」
誰かに持ち上げられる
いむ「舌、噛まないでよ」
『ほ、ほとけ………………』
────────
ifside
A達が居ない
悠祐「遊んでるんか?
仕方ないなぁ...」
さっきの大きな音も気になる
if「探しに行こう」
ないこ「俺も行く」
悠祐「皆で行くか」
アニキに全体の指揮を任せて山奥に足を踏み入れる
────────
Aside
『ごめん、ほとけ……!!』
いむ「大丈夫、気にしないで」
大丈夫な訳ない
私を抱えてこの足場の悪い場所での移動
無茶だ
りうら「ゲホッ……」
初兎「あ゛」
崖だ
後ろには熊が
『…………』
とても飛び降りられる高さではない
追い詰められる
熊「グガアアアアアッ!!!!」
「「「『うわあーーー!!!!
誰か!!!!!!!!!!』」」」
ドンッ
熊が転んだ
悠祐「大丈夫か?」
if「間に合ってよかった」
ないこ「お前ら怪我してないか?」
りうら「う、うん……」
if「それにしてもでっけぇ熊だなァ……」
アニキが熊に体当たりをしていたのだ
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HiNaTa/ひなた - らびざえもんでふいたwwwwまるがない…w! (4月21日 8時) (レス) @page10 id: 46cf81a59e (このIDを非表示/違反報告)
HiNaTa/ひなた - まって主!うちの初兎ちゃん未成年せっていなのにお酒おもくそのんでて草)))やばたにえん (4月21日 8時) (レス) @page6 id: 46cf81a59e (このIDを非表示/違反報告)
ひより - りうらくんのリ●ァイボイスやばいですねw続きが楽しみです♪ (2022年8月1日 0時) (レス) @page28 id: 11f0f0921f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっく - 更新頑張ってください!超×1000応援してます! (2022年7月13日 20時) (レス) id: 6c0be97234 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっく - らびまる、おもろ。です!手が滑ったのも、面白いけど、なにを書くのかもちょっと、気になったかも… (2022年7月13日 20時) (レス) @page27 id: 6c0be97234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:松野 暁 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/OURA/
作成日時:2022年2月21日 18時