槍使いの嫁の物語

第１０話 熱いよ... ページ12

土方「お前ら、ご苦労様だった」





「今日はこれで解散とする。血を流し体を拭け」






「なを、少しでも傷が刺されたのであれば申し出ること。
うんでもらっちゃあこっちが困るんだ。」







土方は、会津藩から新選組を守ったため、傷はおってはいなかった








土方「あぁ、それとだ。小桜の部屋には近づくんじゃねぇ。
興味本意で近づくやつがいたんなら、法度と同類になる。いいな、」






「は。」







短い返事をすると隊の多くは土方の方へきた








「副長。背中を斬られました」






土方「背中...お前、そいつは武士の恥だぜ。次はないと思え」






厳しい言葉を貰いながら、隊士は山崎の方へ向かった









スッ









貴方「(あぁ、まだ出ちゃ行けない。隊士がいる)」






もう耐えるのに精一杯なんて。自分がどれだけ弱いかよくわかる







それに、左之さんがいない。








怪我したの？傷は深い？







そんな言葉もかけることが出来ない。








うん。分かってる。私は失敗作って....ね









だからって、生きることはあきらめない。








あの人のそばにいるため。あの人と共に戦うため








ねぇ。左之さん









目が、目が熱いよ






何でかなぁ

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