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今とてつもなく大きな疑問が私の頭を占領している
考えたこともなかったんだ
まさか

「要は、うなじの肉ごとお前を切り取っちまえばいい」

リヴァイの画力レベルが巨人をインベーダーに変えてしまうほどだったとは。

ことの発端はエレンの巨人化の生け捕り方法を説明しながら黒板に図を書いていたことだ。
エレンも多少ビックリしたのだろう。
はっ?という顔をしていた。

「お前・・・・・・それは無いでしょ」

「なんだ」

「それは巨人というより泥人形かインベーダーだろ」

「黙れクソガキ。ようはわかりゃいいんだ。理解しろ。続けるぞ」

なおも下手な絵で説明を続けるリヴァイ
言葉でわかっるなら図はいらないんじゃなかと思ったがなんとなく黙っておいた
暇な作戦会議にぼーっと外を眺めていたら話が終わったらしく皆が実験にうつる準備をしてる。

「おい新兵、早く来い!会議中にボーっとしやがって」

「オルオ!あんたには関係ないんだからいちいちつっかからないの」

「いえ大丈夫です。集中していなくてもうしわけなかったです」

「私がもう一度教えようか?」

「いえなんとか理解は・・・・・・――」

「できてねぇだろうが。ずっと外見やがって。今回はエレンの命もかかってんだぞ」

「しってるよ。だから申し訳なかったって言ってるじゃん」

「あとでクソメガネもつれて部屋に来い。そのクソみてぇな頭に忘れねぇようにたたきこんでやる」

「いや大丈夫。問題ない」

「ならばさっき俺が話した方法、全て言ってみろ」

「・・・・・・要は肉をそぎ落とす――」

「ねぇー皆早く来てよ!実験始めたいんだけど!!」

「あぁわかった。肉だけじゃなく腕もだ」

それだけいって外に行くリヴァイ。
私も早く行こうと同じように外に向かった。

作戦内容は、エレンを隔離可能な井戸の中に落としそこで巨人化をしてもらって色々と実験をするという段取りになっている。
そして、肝心のエレンはすでに井戸の中だ。
ということは既に作戦は始まっている筈なのに、あの落雷のような地響きは一切しない。
馬に乗って井戸の中にいるエレンが巨人化するのを待っているが信号弾をうっても一向に巨人化する気配がない。

「オーイ、エレン。一旦中止だ。何かあった?」

「ハンジさん、巨人化になれません」

とりあえず引き上げるため光を当てると奥深い井戸の中に手と口が血だらけのエレンがいた
よくもまぁここまで肉をかみちぎれるものだと感心しながらエレンを地上に引き上げた。

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設定タグ:進撃の巨人 , リヴァイ , エレン   
作品ジャンル:アニメ
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history(プロフ) - リリーさん» ありがとうございます! (2014年7月16日 17時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
リリー - 面白いです!これから続編読みに行ってきます!( ・_・)ヾ (2014年7月16日 16時) (レス) id: c496c91bc4 (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - 不音 鈴さん» ありがとうございます 頑張って更新していきます (2014年4月5日 21時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
history(プロフ) - カルラ*さん» ありがとうございます 頑張って書いていきたいと思います (2014年4月5日 21時) (レス) id: 2db8f35077 (このIDを非表示/違反報告)
不音 鈴 - 面白いです次をすごく待ってます (2014年4月4日 17時) (レス) id: 12b00b42d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月4日 20時

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