呪術は時空を越える【呪術廻戦】【鬼滅の刃】

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「それでは父上、千寿郎、行って参ります！」


宴会から数日後、Aの呪力が完全に戻ったため、とうとうAの元いた世界へ戻ることとなった。


「杏寿郎、A、絶対に戻って来いよ」


「兄上、Aさん。気を付けて行ってきてくださいね」


槇寿郎と千寿郎は、大丈夫だろうとは思っているものの、やはり送り出す先が送り出す先のため、非常に心配を隠せない面持ちをしていた。


「はい！不在の間、家を頼みます！」


「うん、ありがと！あ、ぬいぐるみだけはなくさないようにお願いね」


Aが念を押すと、千寿郎は、わかりました！！と答える。


「それじゃあ行くね」


Aは杏寿郎に触れながら、指を二本立て、術式を発動させる。


『再構築』


再構築で無下限呪術を発動させ、無限界に干渉し、そこから悟の元にある呪骸を探す。


(…あれか)


無限の先にある、自身の呪力を見つけ、時空操術を同時に発動させる。


二人は紫色の光に包まれると、一瞬で姿を消す。




(…瑠火、どうか二人を守ってくれ)

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