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「変わらないなぁ」
Aは自分の部屋に入ると、一言呟く。
「ここがAの部屋か!
うむ!悟殿の部屋と同じで何も無いな!」
杏寿郎の言う通り、Aの部屋も、必要最低限の家具だけが置いてあり、生活感がまるでない部屋であった。
「使う物は空間に入れてるからね。
それに私も寝るくらいしかここに戻らないからさ」
「ふむ。呪術師とは忙しいのだな」
「そうだね、万年人手不足だよ。
しかも悟が教師になったから、日本で呪術師専業で実動している特級は私だけだから尚更」
「ふむ、それは心配だな」
もう慣れたけどね、とAが言うと、目を細める。
「A、先程から体調が悪そうだが大丈夫か?」
「呪力を使い過ぎたのかな、頭が痛くて。
ちょっと横になるね」
「うむ、無理はするな!」
杏寿郎はAを横抱きにすると、寝室の場所を聞きながら、Aをベッドに寝かせる。
「少し眠るといい」
「うん、ごめん、そうさせてもらうね。
あ、一応刀だけ渡しておくね」
そう言ってAは空間から日輪刀を取り出し、杏寿郎に渡す。
それから、Aは横になると、ん、と杏寿郎に向け腕を広げる。
杏寿郎は目を見開き驚くが、すぐに微笑み一緒に布団の中に入るとAを抱き締める。
Aは満足そうに杏寿郎の胸に頬を寄せ、眠りについた。
(本当に変わらないな)
杏寿郎は自身に安心して身を任せ眠るAを愛おしく思いながら、寝顔を見つめる。
(俺も相当だな)
一緒に眠ることが当たり前になって、それから三年間一人で眠る寂しさを初めて知り、またAの体温を感じながら眠れることの幸せを改めて噛み締める。
杏寿郎はAの頭を撫でながら、程良い体温を感じているといつの間にか意識を手放していた。
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AYATO(プロフ) - パスワードありがとうございます!! (2022年11月30日 18時) (レス) id: ab3c8693a5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - AYATOさん» AYATOさん、初めまして。コメントありがとうございます!メッセージに送らせていただきましたので確認をお願いします! (2022年11月30日 17時) (レス) id: fc46cae9f1 (このIDを非表示/違反報告)
AYATO(プロフ) - 初コメ失礼します! 煉獄さんのパスワード教えて欲しいです✨ とても面白かったです! (2022年11月30日 17時) (レス) id: ab3c8693a5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 氷飴さん» いつも本当にありがとうございます!もう少しお待ち下さいねー!これからもよろしくお願いします! (2021年12月15日 22時) (レス) id: 8f829f7667 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編!!!出すんですね!おめでとうございます!!!楽しみに待ってます!! (2021年12月15日 17時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2021年12月4日 9時