呪霊か鬼か【鬼滅の刃】【呪術廻戦】

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「危ないから下がっててね！」



Aは杏寿郎の耳に手を当て

「ここらへんって他に家とか人とかいる？？」

「いや、ここにはお館様の家しかない！人も来れないようになっている！」

そう、よかったと言いながら、目隠しを下ろす。


『再構築』


『術式順転 蒼』

『術式反転 赫』


A周りに蒼と赫のまるっと人が隠れそうなくらいの大きさの円状の呪力が集まっていく



『虚式 茈』



蒼と赫の呪力が混じり合う。
茈色の呪力が火花を散らす。
蒼と赫のその相反する無限を衝突させ、仮想の大きな質量を押し出す。

そのまま、茈の無限は真っ直ぐ庭園にある大きな岩を消滅させ、庭園を抉りながら塀を突き破る。

(消えろ)

塀を突き破ったのを見てから、自分の術式を消滅させる。


「大分抑えたけどこんな感じ！わかったかな？？」

そう言いながら目隠しを戻し、イェーイ！とサムズアップをする。


産屋敷と杏寿郎は生唾を飲みこんだ。


(予想以上だ…)


乱戦には向きません！となぜか胸を張っている。


「…Aのことはよくわかったよ、中で話そうか」


悲惨な状況になってしまった庭園を後に、部屋へと戻った。

(帳張っときゃよかった！)

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