Ep.17 ページ19
｢おい、A。起きろ。｣
次元の声..どうして？
｢んん...｣
そうだ、昨日は謎のヘリに襲われて..。
すぐに気を失ってしまいそうな強い眠気を抑えて薄ら目を開けると、頼りなく点滅する蛍光灯が目に入った。
｢.....？｣
あぁ、そうか....確か、地下で...。
そうぼんやりと記憶を遡っていると、黒い帽子をかぶっ.....ていない、見慣れた髭面の男が視界に移る。
....髭長いな....。
｢起きろってんだ。...？A、....お前さん、顔赤くねぇか。｣
まだ意識のはっきりしないままその男を見つめていると彼の冷たい手が私の額へぴとりと触れる。
寝起きだからなのか私の顔の熱がその手へと吸い寄せられていく。
が、ひんやり気持ちいいと感じたのは一瞬だけで、すぐにその手も熱くなっていった。
｢ん...ん、次元..熱い.....。｣
｢おいおい....風邪か？ちょっと待ってな、すぐに不二子を......｣
｢いやだ......。ここにいてよ..、｣
私は冷たくなくても安心できた彼の手を離すものかと必死にしがみつく。
彼_____次元は困ったようにため息をついた。
夢の中で見たあの男と女は誰だったんだろう。と、また夢の中へ片足を踏み入れながら考える。
｢...全く....昨日といい今日と言い、俺だって男なんだぞチビ助。｣
｢次元がおとこなんて...あたりまえ..じゃん......｣
そうして次元の腕にしがみついたまま、私はまた夢の中へと意識を落とした。
｢俺の理性に感謝するんだぞ、A。｣
首筋に、何か柔らかい感触を感じた気がした。
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スノウ(プロフ) - sakuramikan182さん» やったぁ！！！ありがとうございます！ (2020年10月5日 18時) (
レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
sakuramikan182(プロフ) - スノウさん» やっと更新しました..！是非読んでくださると嬉しいです！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: 479b7fd337 (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2020年7月8日 14時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - sakuramikan182さん» そうですか。余計な、お節介を言って申し訳ありませんでした。 (2020年3月13日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
sakuramikan182(プロフ) - 遊星さん» コメントありがとうございます、作者です。ずっと更新しなければと思い続けていつの間にか月日が経ってしまっている状態です....。多忙のため更新が遅くなり本当に申し訳ないです。気長に待って頂けると喜びます!! (2020年3月13日 8時) (レス) id: 479b7fd337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん@ | 作成日時：2019年12月7日 10時
